鍼は痛いものではないの?痛くない理由を六本木の鍼灸院が解説

鍼治療は全身にあるツボに鍼を打つことで、滞っていた血液の流れが改善し、血流が良くなったり、筋肉のこりをほぐすことができるなどから、体の不調を改善することが期待できる治療です。
美容を目的にして行うこともあり、くすみやシワ、クマなどの肌トラブルも改善することが期待できます。
気になるのは刺す際の痛みですが、痛くないとも言われています。
鍼が痛くないと言われる理由についてこの記事では解説していきます。

□痛みを感じない理由

痛みを感じないことには理由があります。


施術では細い管を使いますが、この細い管に鍼を入れて、上部にわずかに飛び出している部分を軽く叩いて素早く刺すことで、痛点を一瞬で通過するため痛みを感じることなく施術することが可能となっています。
肌に刺す際にゆっくり刺している印象がありますが、実は痛くない刺し方をしているのです。

*鍼の種類

また、痛いかどうかは使用する鍼の太さによっても異なります。
細ければ細いほど痛いと感じることはなく、通常治療で使われていて一番細いのは0.16mmです。他にも0.18mmや0.20mm、0.22mm、0.24mmの5種類が主に使用されています。
痛みを感じるのは皮膚に入る瞬間ですが、極細のタイプを使っていれば痛みを感じることはほとんどありません。

*響きについて

筋肉の中に入った時に重く体の内側に響くような重い痛みがありますが、この場合には痛みというよりもこの施術の独特の感覚で響きと呼ばれるものです。
ツボをしっかりと刺激できていると響くとも言われており、あえて響くように鍼を打つところもあるほどです。
これが苦手という場合には相談することで強さを調節することが可能です。

*痛みを感じるときは?

いつもは痛くなくても、痛みを感じやすくなる場合もあります。
ストレスなどで筋肉が緊張して固くなっていると痛みを感じやすくなるため、施術にはリラックスした状態で臨むと良いです。
寝不足や疲れが溜まっている場合も、疲労物質などが原因となり刺激を感じやすくなることはあります。

□おわりに

鍼は体の状態によっては少し痛いと感じる場合もありえますが、基本的には痛点を一瞬で通過するような刺し方をしているので痛みがない治療ができます。


鍼治療に抵抗があった方も、ぜひ検討してみてください。