体外受精の成功は、移植7回でやっと1回という統計。

 

あなたは不妊治療を始めてどのくらい経ちましたか?

現在は、タイミングをしていますか?人工授精?あるいは体外受精でしょうか。顕微授精を何度も繰り返しているのかも知れませんね。

人は失敗を恐れているものです。一度や二度の失敗なら、そこから立ち上がって次を目指して行動に移れますが、矢継ぎ早に結果が悪いと、だんだん気持ちが落ち込んで自信を喪失するものです。

不妊治療においては、治療が無意味でエンドレスな、ストレスの塊に思えて来て、おやすみ周期に突入することで、精神的な一時休止状態に入る方が多くなります。

次に治療に戻るのが半年後になってしまい、かといって新しい情報から治療法を変えるなり病院を変えるといった、問題解決のための改善策を模索していた訳でもない、惰性的な治療の繰り返しに陥りがちです。

気持ちの入れ替えも必要ですが、半年といった時間が過ぎてしまった事で、その間の卵巣の老化は進んでいます。

この過ぎてしまった時間は、もう誰にもどうにもすることは出来ません。目には見えませんが、人はその分だけ老化しているのです。

治療は年齢が高ければ高くなるほど、難易度が加速度的に上がります。

 

たまにブログで47歳でも赤ちゃんを産めました!なんて記事を見る事がありますが、これは誰にでも出来ることではありません。

宝くじが当たった!と書いてあるのと同じくらい珍しいことなのです。記事を見て勇気をもらうのは良いと思いますが、このレベルになると万策を講じても、さらに神様のいたずらがなければ、あり得ないほどの幸運なのです。

 

治療がうまくいかないと気持ちが落ち込んでしまい、お休み周期や離脱になり、その間に無駄に時間がすぎる。解決策を打ち出せない。このスパイライルをなんとか打開しましょう。

まずは心の持ちようを改めましょう。

 

悪い結果や挫折があなたを打ちのめすのではないのです。あなたの心の持ちようが崩壊することで、あなた自身が逃避行動をとっているのです。

何があろうとも、あなたの心をコントロールして下さい。あなたが、心と体の主なのです。

 

挫折は、あなたの心が敗北宣言をした結果なのです。

挫折は不妊治療では、あまりに多く起こります。

 

日本では体外受精の結果が出産に結びつくのは15%と言われています。7回体外受精をしたら、一人赤ちゃんが生まれているという計算です。

挫折を乗り越えて立ち上がり、何度でもチャレンジしてあなたの夢を手にして下さいね。心から応援していますね。