- update更新日:2019.02.19 folder未分類
生理周期のホルモン値を測ると、あなたの卵巣機能がどのような状態かがある程度わかります。
FSH(Follicle-Stimulating Hormone/下垂体性ゴナドトロピン)は脳下垂体から出るホルモンで、卵巣に刺激を送って卵胞を成長させます。閉経に近づいていくほど、FSHの値が上がります。
卵巣の反応が悪いと、「頑張って!」と脳はどんどん卵巣に刺激を送るので、卵巣機能が落ちていると高くなってしまうのですね。
さてそこで、FSHが高くなってしまうと、もう閉経だから妊娠できない?と焦る気持ちが出てきますよね。でも、FSHが高くなる原因は加齢だけが原因ではありません。ストレスや生活習慣の乱れ、冷えも原因となることがあります。
また注意したいのが、卵胞を育てるために使うhmg注射です。
不妊治療で良く使われる、卵胞を育てるために使う薬なのですが、連用していると自力で卵胞を育てる力が衰えてしまいます。その結果FSHが上がってしまう、ということがあります。
なので、できるだけ外から入れるホルモン剤で卵胞を大きくするのではなく、それ以外の方法で体質改善をしてみましょう。
鍼灸治療を始めるとFSHが下がるケースはとても多いです。リラックスして、血流を良くすることで、卵巣機能も徐々に回復します。
老化を完全に止めることはできませんが、「もうダメかもしれない」と思う前に、もしかしたらまだできることがあるかもしれません。悩みの渦中にある時は、冷静に自分自身を見つめることもできなくなってくるもの。
そんな時は自分自身で解決しようとしても、いいアイデアは出てきません。どうぞ治療にいらしてください。一人で抱えているのは良くありませんよ。