妊活でも大切な、生理痛と骨盤の関係とは?

 

「お体についてなにかお悩みはありますか?」とおたずねした時に 「いえ、とくにありません」とおっしゃっても、実は生理痛はある、という方が多くいます。

生理痛があるのは普通のこと、煩わしいけどみんなそうだし重い時は痛み止めを飲んで仕事行くしかない…ということでしょうか。

男性だったらきっと仕事休むレベルの痛みをなんで女は毎月我慢して何事も無いかのように振る舞わなきゃいけないんですかね?! と社会に対する憤りはさておき、生理痛があるのは本来の姿ではありません。

実は生理的な現象というものは、逆に快感があるスッキリするものなのです。 うんちもおしっこも、運動してひと汗かくことも「排泄」には快感がセットです。

 

生理も不要になった子宮内膜が剥がれ、もろもろの老廃物を連れて排出してくれる「排泄」ですものね。

ではなぜ生理痛が起きるのか。 整体的には「骨盤の開閉が悪い」ためとされます。骨盤は引き締まりお尻のぷりっと上がった状態が良いのですが、生理中は経血を排出するため骨盤が開きお尻はふんわり落ちます。

これは妊娠・出産の動きと同じで、女性の骨盤はこの開閉運動を毎月繰り返しています。

 

骨盤がしなやかに開閉出来ないと出しきれない経血を絞り出すため痛みが出たり、体内に残った老廃物=発痛物質が悪さをするんですね。

条件の悪い中、体がなんとか生理を起こそう、と頑張ってくれて痛むのが生理痛。 痛まなくてもスムーズに経血を排出できる伸び縮みのよい骨盤、これは健やかな妊娠・出産にもつながります。

スッキリさわやかな生理期間を目指して体作りをしていきましょう♪