あなたは、何歳まで子供が産めるのでしょう?そう考えると、不安ではありませんか?そしてあなたは、閉経するまでは時間があるし、それまでは産めるに違いないと思っていませんか?
ところが、妊娠できる最後のチャンスは、閉経の約10年前ほどだそうです。なんで?っていう感じですよね。
閉経の平均年齢は、一般に50歳ほどですが、45歳から56歳の範囲で8割の方が生理を終えるようです。
でも、56歳を過ぎてまだ閉経していない女性って、聞いたことありますか?多分ほとんどいらっしゃらないのではないでしょうか。という事は、45歳よりも早く閉経している方が20パーセント弱いるということになります。
実際私たちの不妊鍼灸での臨床の経験上、43歳を超えると、出産する難易度がその前の年齢の方より、かなり上がってしまうように感じます。
50歳から10年を引くと、40歳になってしまいます。しかし実際には、40代の後半に妊娠する人も極稀にいます。しかし一方では、30代の後半になると子供を授かるのは容易でなくなるという現実もあるのです。
妊娠できる力は突然なくなるわけではなく、ゆっくり時間をかけて、少しずつ減ってゆきます。妊娠までの月数がかかる、妊娠しても流産しやすいといった時期を長く経て、だんだんと妊娠から出産への道のりは遠くなるのですね。
妊娠力は、持って生まれた体質、出産回数、性生活の頻度、喫煙、疾患、あるいは精子の状態などの様々な要因に左右されますし、個人差も大きいので、あくまで参考にとお考えいただきたいのです。
とは言え、お子さんを欲しいという気持ちが強くて、さらに結婚をしている方なら、あまりゆっくり構えているのもいかがでしょうか。
鉄は熱いうちに打てと言います。新婚生活も長くなりすぎると、現実的な経済面や、子供の将来への責任など色々と考え過ぎて、行動に二の足を踏んでしまうもの。
若気の至などとも言いますが、結婚も熱いうちに思わぬ子宝に恵まれてしまうくらいが、昔から良いのかも知れませんね。
これからのあなたも、「あなたらしい妊活」で頑張りましょう。