人の欠点とは、庭に生えてくる雑草のようなものだと言います。
草刈りを怠っていると、雑草は知らずにどんどん増えてはびこり、いつの間にかあなたの家をみすぼらしく覆い尽くしてしまいます。
こんな風にマイナスの習慣というものは、とてもゆっくりと確実に、気が付かないうちにあなたを蝕んでいくのです。
そしていつしか、そのだらしない状態があなた自身となってしまうのです。
怖いですね。ホテルや飲食店などに行ったときに、埃や汚れがそのままになっていることってありますよね。
あるいは部屋の隅っこに箱などが何と無く置かれていたりして、どこかへ閉まえばスッキリするのにと思ったことはありませんか?
自分のことを振り返ると、結構やってしまいがちなので、あまり人様のことは言えませんが…
それだけにこのマイナスの習慣というものは、本人やスタッフといった当事者には、なぜか気が付かないところが1番の問題なのです。
そして時に気がついても、忙しいから後でやろうなどと思っているうちに、やるのを忘れてしまい、次にそのことに誰かが気がつくのは何ヶ月も後のことだったりするのです。
不妊治療でも、あなた自身にすっかり身についてしまった思考や行動といったものを、ちょっと違った角度から見てみるなど、今までの行動パターンを変えてみることで、治療の結果に変化をもたらそうという試みが大切です。
ところがどこをどうして良いのか、本人だけが気が付けないところが問題なのです。
病気でもそうですね。本人の生活習慣に問題があることは、周囲の人々は解っているのに、当の本人だけが分からないのか?あるいは、それを認めたくないのか?改善しなかったために大病になってしまいがちです。
たとえばタバコを止められないとか、お酒を減らす事ができない人がどれだけ多い事でしょうか。
このタイプの人達は、習慣を変えたほうが良いよと、随分周囲の人に言われて来たはずですが、言われ過ぎて逆に意固地になっているのかも知れませんね。
マイナスの習慣を改善できない、自分自身の不甲斐なさを認めることが自己否定になるだけに、自己保身の気持ちが無意識に働いて盲目的に振る舞ったり、指摘されると反抗的になってしまうのでしょう。
雑草でいっぱいの庭について、虫が発生するから定期的に除草をしてほしいなどと言われて、ご近所関係がギスギスするようなこともあるでしょう。
こういった雑草のように、つまり欠点を取り除く必要があると気がつくだけで、あなたには多くのプラスの変化が訪れるでしょう。
きっと気が付いていなかったものが見えて来て、新しいもっと良いものが、あなたの周囲に集まるキッカケになるはずです。
そうして思考が変わり、行動が変わり、結果が変わって、あなたの欲しいものが手に入るのです。
赤ちゃんが欲しいというあなたの目標に、きっと一歩も二歩も近づきますよ。