妊活中に沁みる、ラージャヨガ

ラージャヨガ

一体どんなヨガなのか、あなたはご存知ですか?一般的にヨガというと、体を動かしてポーズをとるというエクササイズ的なイメージがあると思います。

ラージャヨガはそんなイメージとは真逆の体を動かさないヨガです。体を動かさないって、一体どんなヨガなの?そう、ラージャヨガとは瞑想にふけるヨガのことなのです。

ラージャヨガの「ラージャ」とは、サンスクリット語で「王様」という意味です。ラージャヨガは聖者パタンジャリによって書かれたヨガの経典「ヨーガ・スートラ」(400〜600年頃)をもとにするヨガです。

「古典ヨガ」「瞑想ヨガ」とも呼ばれています。

ひたすら自分の心の状態を観察し、欲望や執着から心を解放することを最大の目的としています。アーサナと呼ばれる体を動かすポーズは取らず、静かな場所で蓮華座の姿勢で瞑想します。

深い自己とのつながりから、バランスのとれた精神状態を目指し、瞑想していない時でも常に深い自己とつながることが悟りへと至る道となります。深遠な精神世界を探求するヨガなので、何だか難しそうに聞こえますが、ただ静かに座る場所があればできるとても手軽なヨガなのです。

習得するにはそれなりのテクニックが必要ですし、最初は誰かにインストラクションしてもらった方が実践しやすいでしょう。

今はネット上にも瞑想誘導の動画やアプリも多くあるので、自分に合ったものをチョイスして実践してみるのもオススメです。

ヨガ教室に通っている方は、レッスンの終わりにやったことがあるかもしれませんね。

不安な気持ちでいっぱいな時や、あれこれ考えすぎて落ち着かない時、落ち込んだ時、悲しい時、嬉しくて興奮しすぎた時、イライラしている時、怒っている時、寂しい時など、どんな時でも瞑想してください。感情の動きに左右されず、人間の本質に戻る瞑想の時間をぜひあなたにも手に入れていただきたいと思います。

もし瞑想にご興味がありましたら、不妊治療の際にも気軽に聞いてくださいね。