日米、夫婦生活回数!そして、妊活のステップアップは?

ステップアップはいつがいいの?

そろそろ子どもが欲しい、避妊をやめてどのくらい待てば授かるの?産婦人科に通っているけど先が見えない…

生殖機能に問題のない夫婦が避妊をやめ排卵日を意識すれば妊娠の可能性があります。

なかなか授からないようであれば専門のクリニック受診を考えることと思いますが自然妊娠を待つ時間はどれくらいがいいのでしょうか。

不妊の定義について、不妊とは妊娠を望む健康な男女が避妊をしないで性交をしているにもかかわらず、一定期間妊娠しないものをいいます。

「一定期間」とは「一年というのが一般的である」と日本産婦人科学会が述べています。

日本では受診のタイミングについて専門家の統一した見解が示されておらず、医師によってまちまちです。海外では専門家が一般人向けに医療機関への受診の目安を示していることが多く、例えばアメリカ生殖医学会では、「35歳以上で、避妊していない性生活が6か月間あるのに妊娠しない女性は相談してください」とアドバイスしています。

しかし世界平均と比べて夫婦の営みの回数が少ないと言われている日本ですので、アメリカでの目安をそのまま参考にして大丈夫かな?と調べてみると、近年アメリカはセックス頻度が減少傾向にあり、既婚者カップルの平均は55回/年。世界ワースト1位の日本44回/年に次いで2位でした。

日本において妊活中のカップルの夫婦生活の平均回数は

1990年では1.7回/週だったのが2010年には0.7回/週。つまり月に3回程にまで減っているそうです。

すこし話はそれましたが排卵日前だけを狙ったり、回数をこなさなくちゃ!と焦るよりは夫婦間のふれあいや思いやりを増やそう、と考えた方が無理なく結果がついてきやすいですね。

ただ、卵の老化を考えると少しでも早い方が、質の高い卵胞を採卵できる可能性が高いので、早め早めに専門病院を訪ねる方が増えているようです。

タイミング療法と人工受精は妊娠率がさほど変わりません。人工授精を繰り返しても同じような結果の繰り返しになっているようでしたら、治療を先に進めるために情報を取り入れる時期に差し掛かっているのかも知れませんね。