「子供が欲しいのに、結婚してから一年以上経ってもできない…」こんなお悩みをお持ちの方はおられませんか?
今日は、不妊で悩んでいらっしゃる方に、最初に行う検査についてご説明したいと思います。情報を知ることで不安も取り除かれると思いますので、是非参考にしてみてくださいね。
□不妊症とは
不妊症について、あまりよくご存じない方もいらっしゃると思います。
不妊とは、結婚し避妊をしていないのにも関わらず一年以上子供ができないという状態のことを指します。これは原因に関わらず、症状が出ている場合はすべて含まれます。
□病院で行われる治療
ご自身が不妊で悩んでいらっしゃったら、まずは病院へ行くと思います。 不妊症が疑われる場合、まずは検査をすることで原因を特定します。
実は、不妊症は原因を解明することが非常に難しい症状です。検査の内容としては以下になります。
*基礎体温の測定
毎朝起き上がる前にベッドの中で体温計をはさんで体温を測るものです。
この体温を基礎体温といい、グラフに起こすことで、排卵の有無、次期、黄体ホルモンの分泌の有無を確認します。初めて病院に行くときに、基礎体温を2,3か月分つけてお持ちになると、スムーズにその後の検査、治療が進みます。
*ホルモン測定(内分泌検査)
ホルモンの分泌量を調べることは、子宮や卵巣の機能不全、排卵障害などが分かります。
*子宮卵管造影法
子宮に造影剤を投入して子宮の形、卵管の太さ、癒着の有無をX線で調べます。
*精子検査
こちらは男性の検査になります。精液を容器にとって病院に持参されるか、病院に行かれる方法になります。
*超音波検査
こちらは膣内を調音波で調べ、子宮筋腫の有無、位置、大きさと、子宮内膜の厚さや内膜症の有無などの不妊検査において重要な情報が分かる検査です。また、排卵日をほぼ正確に測ることができます。
*フーナー検査(子宮頸管因子検査)
女性の頸管粘液と男性の精子の適合性を調べます。
□最後に
今日は不妊治療の検査方法をお伝えしました。エルミタージュでは不妊専門の鍼灸治療を行っております。お気軽にお問合せください。