不妊治療でストレスを溜めこまないために、相談することの重要性。

不妊に悩んでいる皆さん、ストレスを溜めこんでしまってはいませんか?

不妊治療をしている方の中には、治療がいつ終わるのか見当もつかず、真っ暗なトンネルを歩いている気分になっているのではないでしょうか。そこでこの記事では、不妊治療を行っている方がストレスを溜めこみ過ぎないようにする方法をご紹介します。

 

□ストレスと妊娠の関係性

ここでは、ストレスと妊娠の関係性についてお伝えします。

私たちの体は、ストレスを感じると副腎が刺激され、ホルモン分泌が上手くいかなくなります。正常なホルモン分泌が行われないと、女性の場合、卵巣機能を低下させ排卵が行われなくなる等の症状が起こります。つまり、ストレスは不妊と直結するものであるということです。

□相談の必要性

この記事では、ストレスを溜めすぎない方法として相談を提案しています。不妊に悩んでいるときは、相談を通してストレス発散をすることが大切です。

厚生労働省の調査では、不妊治療を行っている人の半数が周囲の人にそのことを話していないことが明らかになりました。

その理由として、「辛さや苦しさを理解してもらえない」が多く挙げられていました。つまり、不妊で悩んでいる方の多くは理解してもらえないため、自分たちだけで問題を抱え込んでしまうのです。

そこで、相談を通してできることは、その苦しさや辛さが理解できる人と話すことで、問題を抱えすぎないことであると考えることができます。

 

□相談できる機関

ここでは、実際に不妊患者が相談できる機関を紹介します。

 

*厚生労働省の不妊専門相談事業

前述の調査を踏まえ、厚生労働省は各都道府県で不妊について相談できる機関を設けました。

例えば、東京都においては不妊・不育ホットラインという電話などで相談できる機関を設けています。専門の相談機関ということで、相談しやすいのではないでしょうか。

 

*不妊治療経験者との交流

市町村やNPO団体の中には、積極的に不妊治療経験者の交流会を開いているものがあります。そこに参加することをおすすめします。

自分と共通の悩みを持っていたり、悩みを理解してくれたりする人がたくさんいるので、心強い仲間が見つかるかもしれません。

 

□さいごに

今回は、不妊治療において周りに相談することの大切さについてご紹介しました。

最近、ストレスを溜めこみ過ぎているという心当たりのある方はぜひ、この記事で紹介した相談機関を利用してみてください。