ヨガとピラティスの違いは?妊活に取り入れる人が多いけど、どうなの?

ヨガは健康ブームにマッチし、老若男女問わず受け入れられています。街のヨガスタジオは、どこも満員。どなたも一度は体験された事があるのではないでしょうか。

ヨガより少し遅れて、運動選手やダンサーが取り入れ始め広まりはじめたピラティスも随分、メジャーになってきました。

そして最近は妊活に取り入れる事で「卵の質」を高めたり、冷え除いたりする目的で行う方も増えているように思います。

 

では、ヨガとピラティスの違いって何でしょう?

今回は、曖昧な境界線を紐解いてみたいと思います。

 

まず、巷のヨガは、ヨガというよりポーズだけを行うヨガ体操だという事がポイントです。

ヨガ体操ですから、身体を動かすピラティスとの違いが曖昧になってしまっているんですね。 

 

ヨガとピラティスでは根本的な考え方が全く違います。

ヨガは本来、静止の中で身体の波動を感じる物に対し、ピラティスは、動の中で身体の可能性を広げていく事です。

ヨガのアーサナと呼ばれる数々のポーズは、礼拝するという意味を持ち、アーサナの動の中で静という心のコントロールをしていく、自身の内面、自己観察と自己観想です。ポーズや呼吸を通じて、精神の平安、生命の歓喜、天地人の結合、調和、統一を目指しています。

 

そもそもヨガの語源は瞑想を意味しているのです。

いま流行りのヨガ体操は、これら精神の統一を行う為のアーサナの副産物が注目され、美容と健康に用いられているわけです。

ヨガは、エネルギーを充電を目指しますが、体操はエネルギーの消費を目的とています。

ちなみに、日本のヨガの祖師と言われているのが、聖徳太子です。

聖徳太子が法隆寺の夢殿でヨーガ(瞑想)をされていたそうです。 ヨガは5千年前のインダス文明で起こり、日本には中国、韓国を経由し、仏教と共に伝わりました。 

 

それでは次に、ピラティスの目的を考えてみましょう。

ピラティスメソッドの生みの親は、20世紀前半に産まれてたドイツのジョセフピラティス。ピラティスは、人の名前が由来なんですね。

ジョセフは、自身のメソッドを「コントロジー」と名付け、ピラティスを「全身の細かな筋肉と精神を自分自身でコントロールする学問」と説いています。

 

ジョセフは、小さな頃から喘息、骨の病気のくる病に悩んでいました。自分の身体を14歳の時からどうにかこうにか改善しようと、取り組んだのがピラティスエクササイズの始まりです。

ピラティスが現在も運動選手のリハビリに用いられるのは、その影響が大きいかも知れません。

ピラティスのエクササイズを実践する事で得られる効果は、慢性的な痛みの改善、障害の予防、パフォーマンスの向上、リハビリ、生活の向上が挙げられます。 

コントロジーと定義されたピラティスは、脊柱と骨盤を呼吸法によって豊かに動かし、インナーマッスルの調整により、骨格を正しい位置へと自身でコントロールしていきます。

 

最大限の可動域で骨を動かし、脊柱の柔軟性を得る、それこそが本当の年齢を表していくのです。

また、ジョセフ自身が喘息だった事もあり、心肺機能を上げるよう胸式呼吸を取り入れています。胸式呼吸による呼吸は、交感神経を刺激し、自立神経の乱れを整え、全身の酸素の供給を促し、怪我、パフォーマンスの向上に繋がります。

 

それでは少し違いが見えてきたところで、ヨガ、ピラティスと2つを改めてて比較してみましょう。

ヨガは、、お腹で大きく息の出入りをする複式呼吸により、副交感神経に働きかけます。

複式呼吸により、伸ばす、縮める、キープの静の中(アーサナ=瞑想)で自身の内面的精神と身体を結びつける、極めて精神の豊かを求めていくのではないでしょうか。

その為のアーサナの動の部分だけが、ヨガ体操として広く受け入れられています。

 

 

ピラティスは、動き続ける動の中で、筋肉、骨、インナーマッスルを自身の意識により、緻密に結びつけるエクササイズでしょうか。 

広い意味では、どちらも豊かな人生を送るためという目的がある点において、あなたの妊活に取り込む事がプラスになる可能性は大きいと言えるのではないでしょうか。