心と体は一緒です。そして不妊治療は心の強さがポイントです。

 

健康な体を維持するにも努力が必要ですね。

若い時は、健康なんていう概念さえ必要がないくらい、少々無理をしても体力で何でもできてしまう様なところがあります。それが30歳を超える頃から体力が少しずつ落ちてきて、疲れやすさを感じ始めます。

いつもどこか疲労感が残っている事が普通という状態で、スッキリと軽い爽やかさなんていう気分は、もう何年も味わっていないという様になってゆきます。

IMG_2217.jpg年齢が上がれば仕事の責任も増え、結果を求められますし、仕事でもスタッフを束ねなければいけなくなります。

残業を減らそうという、国を挙げたキャンペーンもありますが、時短をしても成果は高いものが求められる状態は、競争という原則の中、加速度を増していきます。

従業員の数は削減されていきますし、コンピューターを駆使しても、さらに仕事の精度と量も求められます。

さてさて、こんな仕事の背景の中で、年もとってゆくのに健康な体を維持しなければいけなくて…

不妊治療に取り組む必要性も出来て来たと云うわけです。

そんなところをさらに申し訳ないのですが…

不妊治療をより効果的に進めるために、積極的な心構えを持ち続けることを、これからお勧めしなければいけません。

何故なら、積極的な気持ちが、泉の様に湧き上がる源泉となることで、困難な治療の連続が予想される不妊治療の支えになるからです。

 

不妊治療で良い結果が出る時は、赤ちゃんが生まれる時だけです。

それ以外は、採卵、培養、移植、妊娠過程のどこかで胚の成長が止まってしまうことの繰り返しになるのです。

そんな気持ちが落ち込んでしまい、悲しみの中にいる時こそ、もう治療を諦めてしまおうと云う消極的なマイナスイメージが、ぞわぞわっと広がって来るのですね。

あなたの心強さと、忍耐力、継続力が試される事の連続です。

 

そのためにあなたのマインドを、あなた自身が主体的にコントロールするという意識が大切になります。

そしてそんな意思や信念の強さは、日頃から心を鍛える努力の積み重ねから得られるのです。

そしてその意志の強さを支えてくれるのが、努力を継続する力と、心をまっすぐに保つために力になってくれる基礎的な健康なのです。

心が辛い時こそ体も病気に攻め込まれやすいと思いませんか。

 

東洋医学では心身一如と言います。

「心と体は一緒」という意味です。

体を鍛えることと、心を鍛えることは同じ様に大切な意味があると覚えて欲しいのです。健康なあなたの体のために、何かしてあげてくださいね。いつかあなたを救ってくれる時が来ますよ。