太りすぎも痩せすぎもNG!卵の質を高める体重ってどれくらい?

 

女性の体重は卵の質に対して影響を及ぼすもののひとつです。「痩せればいいんでしょ?」いえ、違います。太りすぎでも痩せすぎでも、卵の質を高めることにはなりません。適度な体重であることがとても大切なのです。

太りすぎがなぜいけないのか、それは、エストロゲンという女性ホルモンが分泌され過ぎてしまうからです。エストロゲンの過剰な分泌は、妊娠の確率を下げます。

痩せすぎもいけません。それは、エストロゲンが十分に得られないからです。エストロゲンが十分に得られないと、早期閉経の可能性が高くなります。

閉経とは卵巣機能が完全に止まっていて、排卵していない状態で、1年以上月経がないことをいいます。40代未満で閉経すると早期閉経だとされています。

早期閉経してから妊娠を希望した女性が、卵巣を取り出し、残っていた卵子を目覚めさせ、排卵を再び行え、妊娠した例がありますが、一般的に妊娠は難しいと言われています。

ここでお伝えした太りすぎはBMI30以上、痩せすぎはBMI19以下のことを指しています。BMIとは肥満度を表す体格指数です。

では、適度な体重は何kgなのでしょうか?もちろん人によって様々なのですが、BMIで表すとBMI20以上29以下を指します。

BMI指数を求める式は BMI=体重(kg) ÷ {身長(m) X 身長(m)} です。

ぜひご自分のBMI指数を確認し、体重管理にも気をつけて、卵の質を高めていきましょう。