- update更新日:2019.02.24 folder未分類
卵巣年齢を考えると、不妊治療をもうそんなに長く続けることは出来ないかも知れないと思っても、いざ採卵ができなかったり、採卵をしてみたけど良い卵がなかったりすると、病院鍼灸治療へ行くのが億劫になってしまう。
一度予約をキャンセルしてしまうと、その次から行かなくなって、通うタイミングを逸してしまう。
行かない方が気は楽だから日にちは過ぎてゆくけど、今度はさぼってしまった後悔と焦燥感が頭を持ち上げて来て、なんだかスッキリしない。
結局、1周期はお休みになってしまい…
その次の生理3日目に病院に行こうとしたら、どうしても外せない仕事の出張と重なってしまい、この日を逃してしまった。これで今週期もダメだ。何もしないよりはタイミングだけでもしたらよいのだけれど、最近の多くのご夫婦はその多くがセックスレス。結局何もしないままの2ヶ月が過ぎてゆく。
実は何もないのではなく、確実に大切な時間は流れていて、目には見えないけれど卵巣の卵胞は自然と消滅していきます。
その上卵巣自体も2ヶ月分年をとって老化したわけで、卵胞をミスなくコピーする能力はその分落ちているのが現実です。こういった質の良い卵の中にある質の良い染色体をコピーしてゆく力が、39歳くらいからは、激減してゆく下り坂の曲線グラフをご覧になった事がある方も多いでしょう。
実際にその能力の衰えるスピードは、AMHが1.5を切った頃から、グッと落ちていきます。
具体的には、採卵した胚を何度も移植するのだけれど、流産を繰り返したり、着床しない。主席卵胞が空砲になって来た。ホルモン値が狂って来た。採卵が延期になった。こんな状態に悩まされるようになるのです。