- update更新日:2019.02.23 folder未分類
患者さんによく聞かれる質問に、こんなものがあります。
「仕事が治療のストレスになるので、辞めようかと思うのですが、どうでしょうか?」
こう聞かれると、私たちはこう答えることが多いんのです。「仕事はしていた方がいいですよ」そう、エルミタージュの患者さんの9割近くは、お仕事をしながら不妊治療をしています。
「でも、治療で半休を取らなくてはいけないことも多いのに、皆さんどうしていらっしゃるのですか?」次に来る問いはこんな感じです。
そう、外に出ることのあるお仕事や、ある程度責任のある役職についていらっしゃる方は、なんだかんだ言って、時間を管理する方法があるものです。
そして最近は仕事時間がフレックスだったり、仕事場所が違ってもネットでカバー出来る会社が増えています。オフィスワークが主体だったり、接客でどうしても場所と時間に縛られる場合は、どうしようもないこともありますけどね。
仕事をやっていた方が良い理由の1番
何と言っても収入があるということです。治療が長くなることも多く、採卵や移植を繰り返す度にお金もかかると、貯めておいた貯金もだんだん底を付いて来るもの。そんな時にはやはりお金が入って来るという事が、大きな安心になるからです。
やっぱりお金は大事なんです。お金がない、あるいは減ってゆくのは本当に心細いものですよね。
そして2番目の理由
治療が行き詰った時、悩み、ストレス、心配でお頭の中がいっぱいになってしまった時に、仕事をしていると心配事を考える暇がないからです。つまり仕事はストレスになることもありますが、考えようによっては頼もしい味方にも成ってくれるのです。