不妊治療は、夫の協力も大切ですよ。その2

 

前回、不妊治療は旦那様の協力も大事だということをご紹介しました。

今回は、旦那様の協力を募る具体案をご提案していきます。

・旦那様もどうしていいかわからない。

「生理が来てしまった…」という悲しみは、男の人からすればあまりよく分からない場合があります。やはり女性特有の体の事情もあるので、何て言ってあげたらいいか言葉が見当たらない男性も多くいるそうです。

少し話がそれますが、例えば女性は男性の勃起不全のことを100%理解することは難しいですよね。男性特有の体のことですし、異性の体のことなので理解するのも少し恥ずかしいという方もいらっしゃるかもしれません。不妊治療の時、男性はこれと似た気持ちになっているを思えば少しわかりやすいでしょうか…?

・奥様の方から歩み寄ってあげましょう。

旦那様の方から理解してもらおうとするのではなく、奥様からも理解をしてもらえるよう努力しましょう。

例えば病院で受けた説明を旦那様にわかりやすく説明するとか、生理予定日を旦那様に予め伝えておくなどいろいろと方法はありますよ。

「旦那が不妊治療のことを他人事のように捉えている…」という悩みをお持ちの方は少なくはないでしょう。

不妊治療についての理解を示してもらうためには、毎日のコミュニケーションも大切です。不妊治療について理解してもらいやすくするためのコミュニケーションのコツをお話していきます。

・旦那様を気遣うオーラが、結果的にあなたにプラスに!

例えば旦那様が仕事から帰ってきた時に「今日もお疲れ様」「毎日ありがとう」など優しい言葉をかけていますか。というのも旦那様も毎日働いて大変です。仕事ではトラブルに巻き込まれて、かなりのストレスを抱えているかもしれません。

そんな状況かもしれない旦那様に、あなたの不妊治療への情熱を伝えるのことは、「必死さが伝わりすぎて恐怖感を煽ってしまいかねません」。そのことが現実から目をそらそうとして、お互いの意見の対立を生んだり、素直に慣れないわだかまりから心の距離感を生んでしまうかも知れません。

男性は褒めて育てる!そうしてあなたの手の上でコロコロしてあげる方が断然お得なのです。

・一緒に通院してみる

もしかすると夫婦間だけでは旦那様の理解に繋がらない場合もあるかもしれません。そんな時は不妊治療を受けている所へ、旦那様と一緒に通院してみましょう。医師からのお話を聞いたり、他の不妊治療を受けている方を見て旦那様の考えも変わるかもしれませんよ。

男性は、専門家(プロ)からの論理的なアドバイスには弱いのです。きっと旦那さんの頑固な意見も変わると思いますよ。

いかがでしたか。不妊治療で夫婦間で温度差が生じて、夫婦仲が悪くなってしまうケースも少なくはありません。不妊治療の際は旦那様にも協力してもらうようにしましょう。