41歳で現在妊娠6か月の、フルタイムで働く会社員です。
38歳から不妊施術をはじめて段階を踏んで40歳までに3度の移植をするも、結果がでませんでした。
仕事と両立するための早朝の病院通い、高い施術費を支払う重圧、協力的であるからこその施術方針をめぐる夫との諍い。
身体も心も疲れ切ってしまい、不妊施術から解放されたくて仕方ありませんでしたが辞めたら授かれないのではないかという不安のほうが大きく、決心できずにいました。
最後の移植が失敗したとき「なんで妊娠しないかな?卵子の問題だね」と担当医に言われました。卵子は施術のしようが無いじゃないか!とかちんときて、もう体外受精はしたくないと伝えると
「体外受精が嫌ならうちではもう無理。ほかの病院で子宮内膜症の除去手術受けることぐらいしかやれることはないよ」。
その瞬間に踏ん切りがつき、不妊施術を辞めました。年内中に自然に出来ないなら子供は諦めようと夫と話しましたが、私も夫もその時点で無理だろうなとお互い心の中で思っていました。
数か月後、妊娠した友人から「ここは他とは全然違うから!」とエルミタージュ鍼灸院を紹介されました。
不妊施術の間に有名な鍼灸院にも通い、病院と同じ流れ作業なところがしんどく感じたので最初は乗り気ではなかったのですがホームページを拝見すると3か月タームで結果を出すと書かれていたのに目が留まりました。
3か月だけと決めて、通い始めました。
私と真摯に向き合ってくださる施術と楽しいおしゃべりもさることながら、なにより原先生と正木先生によるDNAをきちんとコピーする力のある卵子を作る、という明確な施術方針が素晴らしいなと思うようになりました。
当初の予定通りきっちり3か月で終わりにしたのですが、それからひと月後、自然に妊娠したことがわかりました。
いまだに自分が妊娠していることを不思議に思いますが、病院で言われ傷ついた「卵子の問題」が私は鍼灸施術によって解決したのだと思います。
妊娠後も定期的にみていただき、高齢ながらも順調に出産に向かっています。
誤解のないように申し上げますが、病院の技術が必要な方もおられるので、決して病院施術を批判するわけではありません。私の妊娠には病院での体験も必要なことでした。
何が妊娠に必要だったのかは後にわかることなので、これから妊活に向き合う方には挑戦することすべてに意味があると前向きに捉え、何よりもまずはご自分の身体を労わって頂けたらと思います。
エルミタージュ鍼灸院の両先生は、きっとその手助けをしてくださるはずです。
~~<その後>~~
7/31に長男が産まれました。予定日を一週間過ぎた所で入院となり、1日目に子宮口に棒を入れた後、3日間陣痛促進剤をしてもびくともせず、4日目にイヤイヤ出てきました(バキューム、鉗子分娩でやっと!)。
これだけやってもずっとお腹のなかで元気で、4日目の陣痛促進剤でも陣痛の間隔が短くならず、いきむときに時間が掛かってしまった為、産まれた後に少し酸素吸入しました。
でも、翌日からの経過は子も私も順調で最短で退院できました。陣痛促進剤はとても辛く、分娩も20時間掛かり会陰切開も裂傷も相当でしたが、素晴らしい経験になりました。
原先生、正木先生には本当にお世話になり、ありがとうございました。まだ回復には時間が掛かりそうですが落ち着きましたらご挨拶に伺えたらと思っています。取り急ぎご報告でした。