- update更新日:2019.02.21 folder未分類
チャンスは目の前なのに、自ら遠ざかってしまう人ってどうしてもいるんですよね。
チャンスって、目標を目指して行動し続けていれば、波のようにやって来ていると思うんです。でも多くの人は気が付かずに、正に目の前にあるものを、わざわざ遠くの良さそうに見える、楽してできる、簡単にできる、流行っているもの、自らの今までの思考の範疇にあるものに飛びついていくんです。
全体が見えている人から見ると、「あ〜、そっちいちゃうんだ〜」って感じに映っています。
能力が高いとか、そういうことではなくて、これは経験したことがあるかないか、痛い目にあったことがあるかどうか?っていう、ただそれだけの差なんですね。
恋愛に例えると解りやすいでしょうか。あなたの友達が夢中になっている彼、友達は気持ちが熱くなっていて、状況が見えなくなっているけれど、もしかしたら、あなた騙されているかもよ!なんていう事。
でも、そんな事をその友達に、ちょっとでも言ったら、忠告したあなたが非難されて、ひどい人呼ばわりになってしまう。あなたはそんな経験ありませんか?
何でこんなことが、世の中では頻繁に起きているのでしょうか?
人は、「感情で行動しているから」なのです。
人は皆、何か行動する際には、そのことを理論的によく考えた末に行動を起こしていると信じています。でも実は、そもそもその考え自体が、間違えなのです。行動学や心理学の研究では、すでに解明されているのですが、
人は感情で答えをはじめに直感的に決めてしまい、それに基づいて、その行動を正当化するための情報と理論で武装して、正当性を自らの中や対外的にも作り上げているのです。
こういったことがベースにあって、人は大切なチャンスが目の前にある時に、正確にその現象を捉えることができないのです。その人に見えているのは、すでに昔からある、その人の考え方による=実は感情によって作られた、”その人の常識的な考え方からくる、答え”なのです。