- update更新日:2019.05.03 folder未分類
自分を甘やかすことは、まるで麻薬のようだと言います。
ほとんどの人は、自分に厳しくすることは出来ません。正直わたしも、そのうちの一人です。
面倒臭がりで怠けたがり、やりたくないことはやるのが遅くなってしまい、ギリギリになって焦ってやるタイプです。
やらない、出来ない、あるいはうまくいかない理由に対して、言い訳をしてしまいがちな傾向があります。
正確には、かつてはそんなことを繰り返していました。
ただ、この言い訳をしないという点については、現在はかなり克服出来ています。何より、言い訳が大嫌いだからです。
言い訳は「無能の象徴」です。言い訳をしてしまうと、その時点で「わたしはこんなことも出来ない、弱くて無能でバカな人間です」と、自分で公表したのと一緒です。
言い訳は、人生の価値を台無しにして、自信と信頼を失い、自らの将来の夢を奪います。
自分を甘やかす人間が必ずやる、ダメ人間の認定書が言い訳です。
自分を甘やかす行為が麻薬のようだと言われるのは、どうやら自分を甘やかす行為が、逃避行動とその隠蔽から出来上がっていることに原因があるようです。
自らに対する嘘をついたことによる、心の痛みや罪悪感からくる自信の喪失を免れようとしたり、自尊心に痛みを感じることを恐れるために、引き伸ばしと、言い訳と、嘘を塗り固める作業の連続が言い訳の正体だからでしょう。
絶対にやる必要のある事象は現実にあり、どんなに避けようとしてもそれは変わらないのです。
自分に対する甘やかしから、そのことをやらないでおけば、結果としてさらなる問題や課題がどんどん発生してきます。
そういった面倒な現実から逃れれば、あなたの能力は下がり、夢や目標への道のりは遠ざかって行きます。
それなのに自尊心とプライドは残ったままになっていて、周りに対する怒りや嫉妬、不満といった負の感情だけは膨らんで行きます。
些細なことで腹が立って、イライラして周りに当たったり、クレーマー行為や心の病に陥ったり、あるいは最近良くある、中身がないのに放漫な人間性が出来上がってしまいます。
いやいや、もうこうなると麻薬のようなという言葉は、言い過ぎとは言えないところまできていますね。
そんな人が増えると、周りの人を弱らせ、良い運気を失い、社会の活力を奪い、治安さえも悪くなっていきます。ひいては国をも滅ばさんとするほど、たちの悪い状況を作り出します。
不妊治療でも、治療がうまくいかないと、心の闇が疼きはじめます。
そんなサインをあなたの中にも感じたら、決してそれを許してはいけません。
自分を甘やかす行為が麻薬のように広がって、あなたの夢や目標であるはずの、赤ちゃんを生むことや、家庭を持つことの幸せを壊さまいよう、しっかり行動してくださいね。
一見小さなことのようですが、本当に大切なのです。