不妊治療で、あなたの旦那さんの心の中にある恐怖感とは?

 

もっとも重要な仕事とは、人と衝突することなく交渉する方法を身につけることだと言います。

確かにこれができたら、どれだけ多くの仕事や人生で難局をうまく切り抜けることができるでしょうか。

私のこれまでの人生を振り返っても、ことあるごとにやってくる人間関係やら仕事での問題に、もっとスムースな対応ができたら、どれだけの余計な手間を省き、自らが考えた行動の予定に沿ってプランを進めることが出来たでしょう。

IMG_2801.jpg人心掌握術とも言える行動規範と、それを律する心の置きどころが定まれば、何をやってもスムースに成功できると言っても過言ではないでしょう。

不妊治療や体外受精を繰り返しているあなたにとっても、この言葉は参考になるはずですね。

まずは現在の不妊治療を円滑に行うために、あなたの旦那さんと気持ちを一つにしておいて頂きたいのですが、多くの患者さんご夫婦の間も一枚岩ではないものです。

子供が欲しいという一つの感情に対しても、夫婦とは言え温度差があるのが普通です。得てして旦那さんのほうが、赤ちゃんに対するイメージが、女性よりも希薄な場合がほとんどでしょう。

でもこれは、性差によって生じるイメージであり、仕方がない事とも言えるでしょう。ただその差を埋めるために、旦那さんの実際の行動が、どれだけ子作りに対して積極的かつ献身的であるかが問われるのです。

 

男性の心の奥深くにある、子供に対する漠然とした恐怖心。

子供が増えて大きくなるほど、責任が大きくのしかかって、自由な時間やお金もなくなり、奥さんも女からお母さんへと変わってしまい、だんだん自分は家族の中でも隅っこにポジショニングされて行く予感がそうさせるのかも知れません。

だとしてもお父さんは稼がなくてはいけなくて、全ての責任は父親に降りかかってくるのです。

趣味や遊びも制限され、お小遣いも減り、勤め先でも中間管理職などになって、上からも下からも叩かれる日々。さらに両親や父親との葛藤といった見えない心の壁からくる、家系の血を引き継ぐ不安。再婚の場合は、前妻との間にいる子供への父としての愛情。

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こんなことを考えると、旦那に対しても衝突することなく上手く交渉して、より有利にスムースに事を運べる能力があれば、どれだけあなたの未来は広がるでしょうか。

まずは一番近い存在の、あなたの旦那さんへの交渉術。

ちょっと考えてみるのも良いかも知れませんね。