イマジネーションで切り開く不妊治療。とは言え、イメージでどうやって実際に不妊治療を切り開くのかと思いますよね。
実際の行動なくして赤ちゃんを得ることはできません。
ただ、人類の歴史の中でも偉業と言われるような大きな事業は、人々の大きな願いによって造られたといっても良いのではないでしょうか。
つまり行動の前に、頭の中のイマジネーションによって想像されることから、全ては始まっているのです。
個人的な妄想が進んで想像へと言うように、次第に細部にわたって描かれるようになるのです。
それが具現化される手段となり、人々への伝達方法がより具体化され、必要なものが供給されて、次第にたくさんの人によって動き始める。
想像は創造へと変わって行きます。夢は目標となり、期限がつきます。
期限と予算ができて、人員が配置され、組織ができてそれをバックアップしフォローする国なり、企業なり、出資者、団体が構成されます。
目標は仕事となり、管理され、システム化されて加速度的に構築されていきます。
元々は、ただの願望や妄想から出発したものが、だんだんと膨らんで雪だるま式に大きくなり、実現してゆくことで、最終的には歴史的偉業までたどり着くのですから、たかがイマジネーション、されどイマジネーションと言えるのではないでしょうか。
イマジネーション無くしては、創造的な活動や形あるものは生まれないのです。
さて、不妊治療や体外受精などに日々関わっている私たちにとって…
その最終的な目標は、赤ちゃんを得るという一点に絞られています。
なぜ赤ちゃんが欲しいのかという問題はあるにせよ、多くのご夫婦や、もっと広く捉えれば人類にとって、赤ちゃんが欲しいというテーマは、あまりにも大きくて根元的なもののように思えます。
捉えどころがない源からほとばしり出て、現実的には体外受精などの生殖医療による治療によって、高齢であったりAMHが低いといった状況を乗り越えて、ひたすら子孫を伝えていこうとする努力と苦難の過程に、あなたは現在身を置いているのです。
そこへ来て唐突に、イマジネーションなんて言葉を使われると、ちょっと戸惑ってしまうかも知れませんね。
でもやはり、この何もない妄想のような過程が、最終的に赤ちゃんを生むという最初の出発点に必要なのです。
もしあなたが、治療法や病院の変更といった問題改善に悩んでるなら、その問題点を解決する方法についても、もっとイマジネーションを駆使して頂きたいのです。
1、 困難な問題を解決する方法
2、 そのための新しいアイデア
3、 最終的に目標を達成したときの自分の喜びの姿
こういったものを細かくイメージして、心深く何度でも念じていくことで、あなたの脳の中に視覚化してくださいね。そして潜在意識に、強く深く映像を焼き付けるのです。
実はこれが、イマジネーションや思考を現実化するための一番核になる方法なのです。
宇宙の始まりと言われているビッグバーンのように、初めは何も無いかの様なところに爆発が起こり、それがどんどん広がってゆくのです。