脳は思考を司ると言われますが、それだけではなく、思考の波動を発信したり受信したりもする、送受信局の役割をも果たしているという文章を目にしました。
思考を受け入れるかスルーするかは、その情報が持っている内容から判断するものだと思います。
もし情報、を発信している人と受け取る人の感覚的バイブレーションが全く違うと、情報に接する機会も減ってしまうでしょう。
受け入れる側の心が開かないと、たとえその情報が良いものであっても全く理解されないかも知れません。
その辺りは、動物的な直感を有する世界と論理的な考え方の世界が、お互いに微妙な距離感で関係しながら存在しているようです。
ただ、直感的な好き嫌いで物事の受け入れる範囲を決めてしまうだけでは、考え方や人間力が広がる可能性を狭めてしまうでしょう。
一般的に、人は何かを選択する際に比較検討して、論理的に物事を決断していると思われがちです。
ところが実際は、感情で気に入ったものを選択してしまい、後付けの情報や論理で固めて正当性を作り上げていると報告されています。
確かに買い物や恋愛など、何であの時にこんなものを買ったかな?とか、あるいはあの時の恋愛は、若気の至りだったなどと、過去を振り返るシーンが世の中には溢れていますね。
思考と波動の両方を、脳は送ったり受けたりしているという考え方は、こういった人の行動とその裏にある感情の発動の真実を提起しているように思えます。
これを不妊治療に当てはめると、たくさんある情報の中からあなたの治療を成功させるために、どんな情報をピックアップすべきか?という大きなテーマがあり、そのために最も有効な選択と行動が求められていることに気付きます。
治療法や病院選びという不妊治療における大事な選択を、より的確で賢明にするために、感覚的なより好みや思い込みを捨ててロジカルに判別し、それをより有効活用することで、赤ちゃんを生むという最終目標を短期間で達成できるかどうかが、あなたの将来を決める大切なポイントになるのです。
人にとって大きな盲点は、思い込みですね。この思い込みが自分にもあるということ自体を人は認識できていないというのが、そもそもの問題点です。
これは、すでに知っているとか解決積みといった範疇に、実は原因があるということを表しています。盲点とも言いますね。
ここを発掘するために大切なことは、発想と物事を観る視点そのものの転換です。実はこういった点については、他人のアイデアや視点を取り入れない限りできないことが殆どなのです。
あらゆる会社や組織がイノベーションしたいと思っていても、なかなかできない理由がこれですね。
今まで成功して来たやり方を、一旦捨てなければ成らないので困難なのです。
言ってみれば、自己否定をしなければならないのです。そんなこと誰もやりたく無いですよね。ただ、どんな人や組織も成長過程において、このことが必要になる時が来るのです。
あなたも不妊治療の隠れた問題点に早く気付いて、赤ちゃんという目標と、より大きな成長を手にしませんか?
不妊治療には、こんなテーマも入り混じっていると思うと、苦難の先に明るさを見つけることができるのではありませんか。