不妊治療を成功させるためには、まずプランニングが大切ですね。
例えば仕事でも、何の計画もないまま、みんな勝手に進めているという状況はないですよね。
目標があってプランがあって、それを細分化した予定を組むわけです。
その予定をいつまでに誰がやるのか?所々でチェックしながら計画に沿って進めていくわけです。
どんな大きなプロジェクトも、こうした作業を積み重ねていって、期日までに一つ一つの小さな仕事を完成させる事で成り立っていますね。
不妊治療でも目標である赤ちゃんを産むために、手順を組んで一つ一つの工程を確実にこなしているでしょうか?
不妊治療の場合は、例えば体外受精を行っていても、採卵、培養、移植と行った治療の過程でうまくいかない事が多いのは事実ですね。
全ての工程で失敗の連続になることを繰り返しながら…
徐々に治療をこなして行き、何度も諦めて、期待もなくなって虚脱感が出た頃に、ある意味予想外に凍結胚が着床してくれて、そこからはあれよという間に成長して、気がついたら産院に転院となって卒業できた。
こんな感じで不妊治療が何とか成功をして、赤ちゃんが生まれる事が多いのです。
だから、プランを作ったとしても、通りにはいかないですよ!という声が聞こえてきそうですね。
不妊治療の過程でも、その他の困難な事業でも、その途中が失敗の連続になることは、考えてみれば当たり前ではないでしょうか。
確かに計画通りにはいかないでしょうから、その途中は試行錯誤の連続でしょう。
ある意味目標が高いことへのチャレンジでは、そういった困難は織り込み済みと言えるのではありませんか。
うまくいかなくて立ち往生してしまい、その周りをウロウロしているばっかりといった状況になってしまうからこそ、プランニングを事前に組んでおく事が大切なのではありませんか?
つまり、目標への道筋をきちんと意識していないと、本当に同じところをぐるぐる回ってしまったり、誤った方向へ一生懸命進んでいるような、勿体無い間違いが起こりやすいのです。
問題点を時々チェックして、早めに正しい方角へ向いて歩き始める事が必要なのだと思うのです。
あるいは、致命的なミスを犯してしまうことは避けなければいけませんので、不妊治療における優先順位を、始めに旦那さんも含めて決めておくことも必要ではないでしょうか。
いつ頃までに治療を終えるとか、幾らの予算を使い切ったらやめるとか、人工授精まではやるけれど、体外受精はやらないなど。
または、染色体異常が発生した時にはどう判断するか。
移植は何回までにするとか、何歳になるまでにする。高刺激の排卵誘発剤は使わないなど。もし、体外受精をやり切っても子供に恵まれない時には、養子はどうなのか?卵子提供はどうなのか?
方針だけでも、色々と準備しておくことも必要になるでしょう。またチェックや方針転換の時にどうするか。夫婦の子供や治療に対する温度差があるご夫婦も多いので、役割分担についても話し合いが必要かも知れませんね。
効果的なプランニングをどう立てるか。ここに実は成功の鍵があるとお気付きになりましたか?
もしあなたが、そのための情報が必要とお考えでしたら、ご遠慮なくご相談くださいね。