- update更新日:2019.04.05 folder未分類
「憎しみよりも好意を示した方が、どんな人でも味方につけることができる」という言葉があります。
これは確かにその通りだと思いますが、誰にでも好意を示すのはハードルが高いですね。
明らかにあなたに対して良い感情を抱いていない人に、それでも好意を示すのは、相当な心の強さを求められますし、このことがきちんと実行出来ている人には、身近であまりお目にかかる機会がないように思います。
不妊治療でも病院や治療法に対して、感情的に強い思い込みを抱く方が多いように思います。
どうしたら「質の良い卵」を採卵できるか?多くの方が模索していますが…
医学的な知識があまりない上に、ブログなどで様々な意見を読んでいくと、自分の卵巣や子宮の状況を的確に判断しないまま、その方法が最善のように思い込んでしまう方が多いのです。
思い込みを強く持っていることに気付かず…
自分の不妊治療には最適だと早急に判断してしまい、逆にその他の治療法では私の症状は改善しないと脳に強力にインプットしてしまうのです。
情報に関しては、オープンマインドであった方が、どんな改善方法もあなたの味方にすることもできるのですが..
例えば体外受精でも、高刺激系や中刺激、低刺激系の病院など治療法も細分化していて、それぞれに排卵誘発剤の使い方や、卵巣機能に対する影響に対する見解は分かれています。
また最近では、内緒で移植前に遺伝子検査をする病院がいくつか現れていますが、医療界での倫理的な問題点はクリアできているのかなと思うこともあります。
そういった見解の違いは治療法にも細かくあって、実際のところ効果としてはどうなのか?何が患者さんにとってベストなのを知ることが難しい状態のように感じます。
あなたにとってのベストな治療を見極めるためには、卵巣、子宮の状況を、検査に基づく数値で把握することが第一です。
問題点を把握し、体へのリスクが低く、最も効果的に機能を改善できる方法を選択することが鍵なのです。
要は、一つの治療法が全ての症状効くのではなく、各々の患者さんの状況に適した治療法を、選り好みを一旦捨て…
広い視野から患者さんの症状に対して最適なものを、ロジカルにピックアップすることが求められているという事です。
あなたの不妊治療における、子宮や卵巣の問題点分かりやすく解説してくれる書籍や、その問題点に対応できる選択肢や注意点を、適正にアドバイスしてくれるエキスパートがいれば、手助けしてもらうのが賢明かも知れません。
そうすれば、今までよりもたくさんの人や正確な情報、そしてその分析が、あなたの未来の強い味方になってくれるはずです。