- update更新日:2019.04.02 folder未分類
人生に与えられた時間は限られています。
そんなの当たり前だよと言われそうですね。
実際、いま不妊治療を行っている方は30代から40代の方が大多数だと思いますので…
平均寿命が女性で87.14歳ですから、このさき人生は50年近くあるわけです。
そう考えると、まだまだ随分あるなあと思う人も多いでしょう。
でももう少し考えてみると、健康で生活を十分楽しめる年齢は、幾つくらいでしょうか?
健康寿命を見てみると2017年で
男性が 72.14歳
女性で 74.79歳です。
簡単に計算して…
75歳から87歳の12年間は、何らかの病気を抱えながらの不自由な12年間になり、その後死亡することになります。
仮に病気を患っていなくても、70歳からの生活は、今よりもずっと疲れやすくて、現在のようにスムースに思いのままにはいかないことが想像できますよね。
しかも、平均寿命と健康寿命の伸びを比べると、健康寿命の方が伸び悩んでいるのです。
◯長く生きにはなったけど
◯老いて病気がちの時間は増えるということです。
私からすると、これは自分の老後としてはご勘弁頂きたいところです。
ただ生きている時間が長いだけなのは、精神的にもかなり辛いですよね。
そう考えると…
残りの人生で、ハツラツとして生きることのできる時間は、ずっと少ないことになります。
私は53歳ですから、仮に80歳まで生きたとしても残りは27年です。
さらに健康寿命の平均が72歳ですから、そこからマイナス8年間が元気でいられる期間です。
実質19年ですね。 ん…短い! 19年なんてあっという間にきてしまいます。
しかも今現在が、一番若くて元気!と言うことです。
この先どんどん体力が落ちて、何をするにも疲れやすくなり、身体能力も落ちることで、様々なことが出来なくなるのです。
今でさえも、老眼は入るし動体視力は落ちる。集中力は若い時よりだいぶありませんし、バランス感覚も鈍っています。
この先何もしなければ、いろいろな病気にもかかりやすい環境になるでしょう。
時間がありません。
今と変わらないようなペースで生きていたら、やりたいことの多くをやれずに、早期に人生から退場になってしまいます。いやあ、そう考えると居ても立っても居られないですね。やばいです。
人生に与えられた時間は短いです。本当に。
これを不妊治療における卵巣機能に当てはめると、どうでしょうか?
自分の命がなくなるわけではありませんが…
子供を産めなくなるタイムリミットに当てはめると、こちらも確実に、そして静かに期限が、誰にでもやってくるのです。
しかも外見は若くてもそれとは関係なく、体の中では着実に老化は進行しています。
生殖機能という大切な、女性の能力を生かすのか?それを決めるのも、何かを行動するのも!
とにかく今という時が大事ですね。