触れる力で、夫婦の絆を深くする妊活!

 

日本は諸外国に比べてスキンシップが少ないと言われていますが、皆さんはいかがですか?ご夫婦間のスキンシップはとれていますか?

さて、夫婦のスキンシップを増やすとどのような効果があるのでしょう。

パートナーの首や肩、頭に触れて相手への情緒の気付きを増やすトレーニングを1ヶ月続けてもらうと、

唾液中のストレスホルモンであるアルファアミラーゼのレベルが低下しオキシトシンの濃度は高まったという結果がでました。

さらに4週間後には男性の血圧も低下し、触れ合うことは健康にも効果的ということがわかりました。

オキシトシン = 愛情ホルモン

「幸せホルモン」「愛情ホルモン」と言われるオキシトシン。

オキシトシンは、普段からスキンシップが多いカップルだと触れた時に分泌が高まりますが、普段からあまり触れ合っていないカップルが触れ合っても、あまりオキシトシンの分泌がされないことも明らかになっています。

つまり、オキシトシンの効果を維持するためには普段からのスキンシップを繰り返して、オキシトシン細胞を活性化させる必要があります。

しかも、男性の場合は女性の2〜3倍は触れ合う必要があるといわれています。これは、男性ホルモンの一種のテストステロンによって逆にオキシトシンの効果を減らしてしまうからです。

触れ合う機会から遠ざかっているご夫婦に、突然スキンシップを!といってもなかなか難しいですよね。

 

そんな人でもソファに座って一緒にテレビを見ながらくつろぐときに少しだけ距離を縮めたり別室で寝ていたのを同じ部屋にしてみたり・・・

それも難しいようであれば、まずはお互いの目をみて会話をする。また、意識して優しい言葉をかけるのも大切です。

「お疲れ様〜」といいながら肩をもんでみるのもいいのではないでしょうか。信頼し合っていれば、言葉をかわすだけでもオキシトシンは分泌されます。

相手のために触れる

妊活をしているご夫婦に是非、お互いを思いやってマッサージをし合っていただきたいです。体に触られることによって、心が癒されています。

そこには「慈愛の心」が生まれているのです。

触れるほうも触れられたほうも自律神経のバランスが整っていきます。