- update更新日:2019.03.05 folder未分類
体外受精の回数も増えて、採卵、培養、移植を繰り返していると…
だんだんあなた自身への自信がなくなって来て、何で私には赤ちゃんが出来ないのかな?と、不安と、悲しみが襲って来ますね。
そんな時ほど、病院の治療や医者の対応など、自分以外に対する批判的な態度が出て来るものです。
心の中で他人へ非難をすることで、自分の負い目から視線をそらそうとするかのような行動に出てしまいます。
1、この不妊治療が上手くいかないのは治療が良くないからだ。
2、あの時の培養でミスがあったからに違いない。
3、もっとうまい医師なら卵巣の採りにくい位置にあった卵胞も採れたはずだ。
4、刺激方法や排卵誘発剤が自分にはあっていないから、それをもっと色々試してくれたら卵の質が良くなるはず。
5、今通っている不妊鍼灸なんて全然効いていない。
挙げればきりがありませんが、人は弱気になった時や、物事がうまくいかないと、往往にして他人のせいにするのです。自己弁護のために色々と上手くいかない理由を挙げては…
私は悪くないと証明しようとするのです。
そんな無益なことに血眼になっても心が荒むだけですし、言い訳癖がついてしまい、その後の自らの行動に、マイナスの結果がつきまとう様になります。
当然不妊治療についても、自分自身の卵巣や卵の質といったもののレベルが、時間とともに老化し劣化していくことを、まっすぐに正視できません。
だからこそ、その一番大切な不妊の原因に対する治療法を見つけるという、治療の根幹にたどり着けません。
多くの患者さんが、これに近い様な心の状態を一度は体験するのではないでしょうか。そんな時に大切なことは…
自分自身の長所にもう一度目を向ける事です。
スポーツでもスランプに陥った時には、良い時の自分のプレーを画像でチェックして、現在との違いを見つけ出すと方法が取られるますよね。
良い時のあなたのイメージを取り戻すと、自信があった時のメンタルのイメージが蘇ります。あなたの脳に一度体験した強いプラスのイメージを再現して、諦めと、悲しみと、疑念に上書きしてしまいましょう。
あなたの良いところを集めて、あなた自身があなたを癒し、許し、認め、褒めてあげてください。
そして気持ちが少し楽になったらもう一度、
なぜ治療が行き詰まっているのか? 問題点を純粋に考察して見ましょう。
1、その問題を解決できる治療法は何で、病院はどこなのか?
2、あなたのやっている現在の治療法は、その問題に対応できるものなのか?
3、根本原因に対する医学的な理解ができているのか?
4、疑問点を一個ずつ解決するために解らない事があるなら、誰に聞けば良いのか?
5、この分野のエキスパートは誰なのか?
分からないことは、解決への道筋を示せる人に聞くのが一番です。
情報は本当に大切。それを得るために少しの時間や手間、お金を惜しむ人は、成功から遠い人になってしまいます。あなたは違いますよね。