体調管理で変わる、妊娠確率をUPさせる方法とは?

 

健康な男女が性行為を行っても、自然に妊娠する確率は低いです。とくに現代は晩婚化が進んでいることもあり、年齢が原因で妊娠しにくい体になってしまっている女性も少なくありません。自然に妊娠しないなら、不妊治療だ!と思って不妊治療を行っても、もちろん100%妊娠する保証はありません。

こう考えると、妊娠するまでに不安とストレスで押しつぶされそうですね。
そこで今回は、不妊治療による妊娠の確率と、妊娠確率を上げる方法を紹介していきます。

 不妊治療による妊娠確率

一般的な不妊治療はタイミング法と人工授精です。

タイミング法とは、医師が推測した排卵日に性行為をする方法です。

通常半年以上この方法を行います。妊娠率は年齢によって異なりますが、平均1回あたり15%~20%といわれています。

 

人工授精は、精子を採取し、医師の手によって子宮内に注入する方法です。

これも一概には言えませんが妊娠率は10%~20%程度です。6周期行った場合約70%の確率で妊娠する計算です。

さらに高度な不妊治療になってくると、体外受精や顕微授精に推移していきます。

 

体外受精は、子宮内から取り出した卵子を精子と受精させ、その受精卵を子宮に戻す方法です。

成功率は1周期あたり25%~30%といわれています。1回あたりの費用も体への負担も大きい分、妊娠確率は上がるのです。

 

顕微授精は、取り出した卵子に精子を直接注入して受精させる治療法です。

妊娠確率は60%~70%と、他の療法より高いです。
しかし流産率も高く、出産にたどり着ける確率は大きく下がってしまいます。

 

 鍼灸による妊娠確率

不妊治療の方法の1つに鍼灸があります。東洋医学に基づいた療法で、鍼やお灸でツボを刺激することによって体の調子を整え、結果として妊娠しやすい体にする方法です。

鍼灸は一人ひとりに応じて療法が変わってきます。なぜなら体のバランスや状態が全く同じ人などいないからです。そのため一概に妊娠の確率を数字で示すことが困難です。

そんな中、エルミタージュ鍼灸院では2015年度に妊娠率72%という数字を出しました。このように、クリニックによって異なった特徴と実績がありますので、鍼灸院選びは慎重に行いましょう。

 

 妊娠確率UP方法

妊娠確率を上げるために、医学の力を借りるのも大切ですが、自分で努力できることもあります。栄養バランスの整った食事をとること、良質な睡眠をとること、体が冷えないよう心がけることの3つです。

食生活の改善や十分な睡眠時間の確保は、良質な卵子をつくるために大切です。また、冷えは血流を悪くして性機能が低下してしまうため、湯船につかったり冷えた飲み物を控えたりして注意しましょう。

西洋医学と東洋医学、そして自己管理を組み合わせることで妊娠の確率は上がってきます。
良質な卵子のためにも、クリニック選びから体調管理までしっかり取り組んでいきましょう。