- update更新日:2019.02.25 folder未分類
もっと若い時に避妊だけでなく、子供を産み育てる事と、そのタイムリミットについても学習する機会を作って、子供を得ることについての医学的知識を学習する機会を作れば、不妊治療で大変な目にあう人を減らせるのでは無いか?そんな意見をいただくこともあります。
確かに医学的知識の学習の機会は、学校教育の中にあってもいいと思います。
ただ、この不妊治療を受ける人が多いことの原因に、女性の自由と社会進出が進んでいることが背景にあることを考えると、知識を入れるだけで結婚年齢が早まることにはならないとも思えます。
知識がある事と、それが実際に行動出来るということは別だからです。
結婚するという重大な決断が、すぐに出来るかどうか分かりませんし、そもそも結婚したいと熱望するような人が、人生の一番いタイミングで現れるかも分かりません。そして何より、人は物事の期限を初めから知っているのに、やるべきことを早めに始める事ができない人が圧倒的に多いのです。
例えばあなたは子どもの頃、夏休みの宿題を、休みが始まったらすぐに終えてしまうタイプでしたか?多分ほとんどの方が、8月の30日くらいになって気がついて、お母さんに怒られながら、泣く泣くやったのではないでしょうか?
実は、私自身もその代表なのです。会社の仕事でさえも、納期の直前には残業続きで大変なんて話をよく聞きますね。
子作りという観点だけで言うと、若いうちに子供が出来ちゃった婚で、結婚してしまう人の方が良いのかも知れません。
考えてみれば、昔なら女性の結婚年齢は16〜24歳だったのです。男女とも若いうちに引っ付けてしまえと、家なり年寄りなどが、取り計らってしまう時代もあったのです。
現代でも、豊かで人生の選択がたくさん出来る国よりも、貧困にあえいでいる国の方が、結婚も出産も早く、子供も多産という皮肉な結果になっていますね。