タイミングをしっかりやってみよう!と思った時に。

 

「なかなか妊娠しないなあ」と思い始める頃に、多くの方はタイミングをもう少しきちんとやってみようと考えます。

ネットを見ればタイミングの取り方が、今まで自分が思っていたものとは、ちょっと違ったりするのではないでしょうか。

調べると少しだけ医学的な内容で、女性の体とホルモンの仕組みなどに付いても見つかるでしょう。

卵子が排卵されてから受精の可能な期間は12時間です。

精子が膣から子宮内に入り、卵管の先端の膨大部までたどり着いたものだけが受精できることや、精子は子宮内の頸管と卵管の膨大部で48時間ほど生存できることなどですね。

排卵された主席卵胞が12時間以内に精子と出会うことが必須条件です。

そういった事が情報から分かると思いますが、そのためには排卵日予定日がわからないと、いつタイミングを合わせなければいけないか分かりませんし、最小限のこととして、旦那さんがきちんと射精しなければなりません。

さらに旦那さんは、健康で元気の良い精子をたくさん用意していなければならないわけです。

このタイミングについて私達がよくお話する事は、巷でよく耳にする「卵に精子をふりかける」というイメージでとは逆です。

「精子が子宮内に常にプールを作っているようにしてください」常にプールの水が満ちていれば、いつ排卵しても、卵胞は精子という水に飛び込むことができます」

言い換えれば、「水が張っていないプールでは、そこに飛び込んだ卵は、怪我しちゃいます」ということです。

タイミングの要点とは。

1、 排卵検査薬が反応を初めてうっすら線が出始めたら、2日おきにタイミングを合わせる。
2、 最低3回。できれば5回ほどがベスト。
なぜなら、夫婦のスキンシップを増やし、女性ホルモンの分泌を促すため。そして、排卵検査薬の線が濃くなってから、36時間以内に排卵するという、教科書通りにピッタリのタイミングで排卵が行われるとは限らないので、排卵日が前後することに備えるため。