妊活によい食事?でも、その前に大事なこと。

 

何を食べたら妊娠できますか?」「卵の質がよくなりますか?」
「健康になれますか?」という質問をよく受けます。

妊娠するための食事の専門書もたくさん出版されていますね。よく言われていることは、「バランスよく食べましょう」とか「1日3食しっかり食べましょう」とか「糖質を制限しましょう」とか「ファスティングしましょう」、「コーヒーやお酒は控えましょう」など様々なことが不妊に限らず、あらゆる健康法で次々と目新しいものが紹介されています。

最近ではスーパーフードという言葉もできて、聞いたこともないような食材がどんどんと出てきています。ところで、あなたは食事を摂る上で一番大切なことは何だと思いますか?

食事をするのに一番大切なこと。それは「感謝して食べる」ことだと思います。

慌ただしい生活の中で、「感謝して食べる」ということは本当に忘れがちなことです。

せっかくいただく食事ですから、忙しくても食べる時は食べ物に意識を向け、いただける有り難さを感じながら食べてみましょう。そうすれば、同じものを食べていたとしても、そこから得る恵みには大きな差が生まれてきます。消化力も違ってきます。食事に対する意識も変わってきます。

意識が変わると自然と自分に必要なもの、いらないものがわかってくるようになります。体は一人一人違うので、皆が同じ食事をする必要はありません。

ある人には薬になっても、ある人には毒になることだってあるかもしれません。

あまり情報に惑わされず、心から「美味しい」と思って食べているか、食べた後の体がすっきりしているか、
心が明るくなるかを指標にすると、きっとあなたに最適な食事が自然と身についていくと思います。

現代の日本では大体の人が食べるものがなくて困るということはないですね。またお店に食べ物がなくて買えない、ということもないです。食べ物がありふれて、食べ物を毎日大量に捨てていますね。あなたは食べ物に対してどういう気持ちで接していますか?