不妊予防に、老化促進物質「AGE」をターゲット!

不妊予防の方法!老化促進物質をターゲットに

日常的に健康な生活を営んでいるカップルでも加齢や生活習慣によって訪れ得る不妊。

前回の記事では、不妊は後天的な原因によるものも多く、予防がも可能な場合があることをお伝えしました。

今回は、そんな不妊予防という考え方の一つである、老化促進物質を減らす予防法についてお伝えします。

■老化促進物質AGE

□私たちの体のほとんどを形成するタンパク質。このタンパク質は体に入ってきた糖と結びつきやすい性質を持ち、この両者が結合し糖化すると、タンパク質は老化を促進するAGEという物質に変性します。
□このAGEは身体を形成するタンパク質から変性するので、組織の作りが弱くなり、臓器の働きの低下を引き起こします。
□また目に溜まると視力の低下へ、肌にたまるとしわの原因になり、溜まった箇所の老化を促進する物質なのです。
 

■AGEの蓄積量を減らす

AGEの生成には糖が伴うからといって、糖を摂取するのをを止めようというわけにはいきません。何故なら糖分こそ、生きるためのエネルギーとして最も大事なものの一つだからです。

□そこで気をつけるべきは、食事の中身です。具体的には、糖分の多い食事をとりすぎないようにする。(揚げ物やファストフード、甘い炭酸飲料を避けるなどが挙げられます。)
□紫外線を浴びるとAGEの出てくる量が増えるとも言われています。

いかがでしたか?AGEを減らすには、普段からよく言われている体に悪いということを意識的に避けることが必要なのですね。普段から食習慣がいかに体に大きな影響を及ぼしているか、再発見していただけたでしょうか。