あなたは妊活で、なぜウォーキングをするのですか?

知っててよかった、不妊と卵の質の関係 ウォーキング編

 

毎日の運動は健康のために欠かせないものです。美容やダイエットにも効果的な運動ですが、実は卵子の質も左右することを知っていましたか?今回は卵子の質を高めるウォーキングについて紹介したいと思います。
 

・卵子の質を高めるには

卵子の質を高めるために必要なことは主に2つあります。1つ目は、卵巣への血流量を増やすということ。
そして2つ目は、生殖細胞の呼吸装置であるミトコンドリアの働きを活性化させることです。
 

・ウォーキングはなぜ良いか

□ウォーキングは身体に大きな負担をかけることなく行うことができる運動法です。ウォーキングをすることで、血行促進と酸素を取り入れることができます。血行を促進することによって体の新陳代謝機能を向上させ、卵子の細胞分裂を促してくれます。
 
□卵子にはミトコンドリアという成分が多く含まれており酸素を多く取り込むことによってミトコンドリアの活動を活性化させることができます。
□ウォーキングによってふくらはぎの筋肉を付けることで、下半身に流れた血液を上半身に送り返す力を強めることができます。
□卵巣や子宮はお腹の下の方にあります。腹腔と言われる腸に囲まれた、やや閉鎖的なエリアの下の方にあって、囲んでいる腸の重みを受けています。腸は腹膜にある程度固定されていますが、それらも歳とともに下垂し始め、水分を含んだ臓器の重みを受けて機能が不活性化しやすいともいえるでしょう。
□下腹部には腹水といった液体も溜まりやすく、熱産生をする筋肉や臓器も近くにないので冷えやすいともいえるでしょう。

こういった冷えやすく、不活性になりがちなエリアにある卵巣、子宮の機能を高めるためにも、ウォーキングなどの運動による熱の産生と、体液の流動性のアップは大切になるのです。 

いかがでしたか。皆さんもウォーキングをすることで健康的な体を目指してみてはいかがでしょうか。