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自信を持て。信念を持てと、言われても...

何かを成し遂げるには、自信を持つことが必要と、様々な本にも書いてありますね。


確かに自信はあった方が良いと思うのですが、まず最初に自信が無いところから、自信がある状態へは、どうしたらなるのでしょうか?


この疑問への答えを見つけるのに、私は人生の多くの時間を必要としました。


実際に、これなら自信を付けられるかも知れないと思えたのは、エルミタージュ鍼灸院を始めたその後の事です。


若い時から一見自信があるような気持ちでいましたが、自分ではそう思っていたものは、実は本当の自信ではなかった事にようやく気が付いたからです。


私の場合なら、子供の頃から心の深いところで、自分自身を好きではなかったことが、全ての始まりだと気付いたのです。私は、両親を喜ばせるような頭の良い聞き分けの良い子ではなく、全くその反対の子だったのです。


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その事が、どこかで自己否定の心を育んでいたのです。大人になってからは、そんなことはつゆ知らずに、その軟弱な心の地盤の上に自分なりの自信を構築していたのです。


しかし人生でも大きな転換点を迎える度に、そのような屈折した弱い心の地盤は、脆くも素性を表してガタガタと、失敗と諦めの道へ転落してしまうのです。


そんな時に様々な本を読むようになり、本当の自信のなさを克服しないと、私の人生は終わってしまうと思い知り、その原因を発掘するために、心の奥深く過去の小さかった子供の頃に遡ったのです。


一体自分はどうして自信が無いのかを発見するための内省の旅です。


そこで出会った私のインナーチャイルドは、自分が親の期待に背くことしかできない悲しいダメ人間だという傷を、心に毎日刻んでいたのでした。


そこで私は、傷ついた心の奥底に隠れている、子供の頃の自分を許して、癒してあげるようにしました。そんなことがあったんだね。でも大丈夫。


今となっては誰が悪いわけでもないし、そんな自分でも本当に頑張っているじゃないか。そしてそんな自分の中にもある良いところを、強く思うようにしました。


さらに、簡単で誰にでもできる小さな目標を設定して、一回できたら、よし出来た。オッケー!このくらいの事なら、俺にも出来るぜと言って、出来ることを少しずつ積み重ねていくように心掛けました。何かできたら、心の中でガッツポーズです。


さらに、全てが嫌になって投げ出したくなったら、中村天風さんが本に書いてあったことを思い出すようにしています。


それは、人間は宇宙を構成している物質と同じ素性で出来ている。心や精神にも宇宙の法則による力が流れていることを忘れないようにしよう。


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自信がなくなって挫けそうな時な、自分は宇宙の子供だから、それを思い出して、宇宙のパワーをもう一度、心にも体にも一杯に満たすイメージを持とう。そうすればあなたは宇宙そのものなのだから、悲しんだり、恐れたり、怒ったりする必要はないというものです。


ちっぽけなダメ人間ではなくて、宇宙そのものの一部だと気付けば、「そうかまだイケるぞ」と思えるのです。そしてその瞬間に、信念が芽生えるのです。