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今から不妊治療を始めるのは、ちょっと遅いのかも?

そんな風に感じている方も多いものです。そんな方は当院にいらっしゃっても、こんな年齢の方は、余りいらっしゃらないのですよね?と恐縮しているものです。


実際には当院の患者様は、平均年齢が40、5歳。平均のAMHが1,4です。


50歳で治療にいらっしゃった方もいます。当然年齢が高くなるほど妊娠、出産の確率は下がりますので、それをよく認識していただいての治療になります。


最高出産年齢は、当院では46歳ですし、39歳を過ぎると、例え第一子の出産経験がある方でも、生殖能力は急速に落ちていきますので、簡単に治療が進む訳ではありません。


それでも女性にとって、子供を生むということの意味は大きいのです。それは意識や、あるいは感情レベルのものではなくて、遺伝子にそう書かれているといっても過言ではないでしょう。


全ての生物にとって、この世界に生まれ出た1番の理由であり使命は、次の世代に命を繋ぐ事だからです。私たちは父や母の世代からバトンを渡されて、子供を作り、次の世代に新しい命という遺伝子を引き継ぐ役割を担っているのです。


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この自由な時代ですから、生き方は皆さん自由に選べますし、子供を作ることが全てでもありません。家庭を作って幸せになるというイメージも昔ほど一般的ではなくなって、一度きりの人生の使い方も多様性を得ていると言えるのではないでしょうか。


ただ生物としての遺伝子上の使命が、細胞レベルで隠れているのも事実で、生殖能力の最終局面を感じた時に、こういった様々な感情が交錯しながら不妊治療に突入していくのだと思います。


女性の社会進出や、生き方の自由といった時代の社会環境もありますが、あなたも、あなた自身の体の細胞一つ一つに全て書き込まれている染色体(体の設計図)の命令に動かされて、生命体としての使命を全うしようと戦っている側面があるのです。


そう考えると、年齢が高いから恥ずかしいこともありません。ここで不妊治療にチャレンジして悔いのない人生を生きたいとする事は、素晴らしい人間的な行為だと言えるでしょう。


もしあなたが今から頑張るなら、あなたの体の現状を把握して、最も効果的な方法で期間を決めてトライしてみてくださいね。できればエキスパートの助言を得て出来ることをやりきり、あなたの人生をさらに充実したものにして頂きたいと願っています。


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