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妊娠確率を高めるため重要なのは卵の質をよくすること!~睡眠後編~

前回の記事では、妊娠確率を上げるには「卵の質」を高めることが重要で、そのための対策として「睡眠」が大切ということを解説しました。
睡眠不足は「活性酸素の増加」と「ホルモンバランスの乱れ」を引き起こし、妊娠に悪影響を与えるのでしたね。
しかし、この「ホルモンバランスの乱れもさらに、生理不順、メラトニンの分泌不足、成長ホルモンの分泌不足の3つに分類できるので、それぞれについて解説していくとともに、最後は不妊に効く睡眠を紹介していきたいと思います!


○生理不順
睡眠不足でホルモンバランスが乱れると、生理不順を引き起こしてしまう可能性があります。
生理は複数のホルモンの分泌量が複雑に変化することで成り立っているので、ホルモンの分泌量に異常が起きれば生理も乱れてしまいます。
女性の体が妊娠するための準備である生理に異常があれば妊娠に悪影響を与えるのは自明なことですね。
最悪の場合には排卵が停止してしまう可能性もあり、このような状態になってしまうと自然妊娠が不可能になってしまいます。


○メラトニンの分泌不足
「メラトニン」はホルモンの一種で体内時計を調節する働きがあります。メラトニンは睡眠を促す働きのあるホルモンで、光によって分泌量が変化します。
メラトニンは太陽の光を浴びることで分泌が抑制され、その14~16時間後に再び分泌が始まります。
このようにメラトニンの分泌量が変化することで体内時計が調節されているのです。
睡眠不足により生活リズムが崩れるとメラトニンの分泌が減少してしまい体内時計が狂ってしまいます。


また、メラトニンは睡眠を促す以外にも、細胞を酸化・老化から守ってくれる「抗酸化作用」も持っています。
メラトニンは卵巣の細胞に多く含まれているのでメラトニンが正常に分泌されれば卵子の酸化・老化を防いでくれます。


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○成長ホルモンの分泌不足
「成長ホルモン」はホルモンの一種で細胞を成長させたり傷ついた細胞を修復したりする働きがあります。
これは睡眠中に大量分泌されることが知られています。
成長ホルモンが不足すると卵子を成長させ、修復させる働きが低下してしまい妊娠に悪影響を与えます。


○適切な睡眠法
最後に不妊に効果的な睡眠のポイントを紹介します。
・午前0時までには寝る
・睡眠前のアルコールを控える
・寝る一時間前までに入浴する
・寝る二時間前までに食事を済ませる
・部屋は暗くして寝る
・日中の適度な運動(セロトニンというメラトニンの発生に必要な物質が分泌)


以上で「睡眠」による不妊への対策の解説は終わりです。
たかが睡眠と甘く見ていると痛い目を見るので気を付けましょう!