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不妊治療のプランニングを妨げる問題とは? 

不妊治療を始めようとした時に、一番大切なことは治療のプランニングをしっかり作ってから、実際の治療に入ることですとよとお話をしました。このプランニングの中に、治療法や病院を選ぶ始めの一歩が入っているからですね。


ではなぜ不妊治療のプランニングをするのが難しいのでしょうか?何でプランニングを考える事もなく、ほとんどの方は不妊治療を身近なところから始めてしまい、結果として病院を何度も転院することになるのでしょうか?


まずは、不妊治療を始めるにあたって、その治療の全体像と、あなた自身の体の症状から、治療法や病院を選定するという概念が、あまり一般的には浸透していない点が挙げられます。いざあなたが治療をしなければと決意しても、その段階では、誰も何も教えてはくれません。手探りの状態で身近なところから治療に入っていくことになってしまうのも、それが自然な流れだからでしょう。


そして身近なところから始めた不妊治療には、全体から見たプランは存在しないまま進行していきます。タイミングから人工授精、体外受精による採卵、移植へとステップアップする中で、なかなか結果が出ないなあ...どうしたらよいのだろう?


何かもっと良い病院は無いのだろうか?と色々調べ始めた段階から、方針転換を図ろうとする頃に、やっと治療の道筋を変えなければいけない事に気が付きます。


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この辺りからこの先の治療のことや、実際いつになったら赤ちゃんを授かるのだろう? 質の良い卵を採卵できるようになるためには、どうしたらよいのだろうと、もっと良い情報を知りたい。誰か教えてくれる人はいないのだろうかと焦り始めます。


この悩みこそが、プランニングに対する疑問や欲求が起こっている事の表れですよね。


つまり、はじめに通い始めた病院の治療の方法が、あなたにとっては不妊治療の全てのように思えてしまい、その狭い環境で奮闘している状態です。病院によってレベルが全然違うことや、不妊治療とは言っても人によって、状況がまるで違うことも知らないままです。


自分の状況を検査やホルモン値で把握して、その状況を打開できる医療法を持った病院を選ばなければ、成果が出ない患者さんが世の中には沢山のいることや、その中にあなたも入っている事に気が付かないまま、時間だけが過ぎてゆくかも知れないのです。そんな事が不妊治療の世界では、たくさんあることに、あなたは気がつくのです。


不妊治療を始めるにあたって、広い視野から治療の全体像を見渡して、その内容を誰にも分かりやすく解説してくれて、あなたの体や卵巣の状況に、最も適切な治療方針を提案してくれる病院がない事。


不妊カウンセリングなどでは、不妊治療の流れや、医学的な意味は教えてくれますが、実際の細かい病院の治療法や医療レベルなど、あなたが一番知りたい情報を得るための、具体的な臨床情報を、バランスよく持っている人が、ほとんどいない事が不妊治療のプランニングを妨げる要因となっているのです。