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基礎体温表がガタガタなんですけど... その2

女性ホルモンの変化。これこそが低温期、高温期の二層性などと、あなたも耳にしたことがある言葉の元になるもので、このグラフの線に、ホルモン周期の中での、あなたの子宮、卵巣、脳の視床下部などを巡って、何が起きているのかが伺える窓口になっているのです。生理周期を医学的に解説した本を少し調べれば、この基礎体温表の中に、生理的な物語が隠れていることが理解出来て、面白さは100倍になりますよ。


ここでは医師は、血中のホルモン値と実際のグラフの内容がある程度合っているのか?などをチェックするために使われるのだと思います。あるいは、あなた自身がこれを意識することで、生活習慣を改善したり、治療の全体像を考えるために利用して欲しいという、意図があるのかも知れませんね。


舌下で体温を計る意味は、体のコア(深部)の体温を計ルためです。これは生活上の運動や、環境による検温の誤差の影響を少なくするためです。ですから、体温を計る場所は、舌下以外にも、腋窩(脇の下)などもありますし、こちらの方が一般的かも知れません。風邪の時などに体温を計るといえば、脇の下ですね。脇の方が外気の影響を受けやすいからでしょう。四肢末しょうと言いますが、手足に関するところは体の中では、末しょう(隅っこ)になるのです。


もっと他の部位での検温では、お尻の肛門に入れて計る方法もあります。体のコア(中心で深いところ)の体温変化を見るには良いのでしょうが、毎日これをするのはちょっと大変かも知れませんね。


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そして最後に体温計の使い方ですが、最近は電子体温計が普通になりましたので、検温すると30秒ほどで、電子音がピッピっとなりますね。これは実は体温計が予測値を出している状態なのです。要するに、ちゃんと最後まで測っていないけど、だいたいこんなもんでしょう、という体温なのです。朝眠いのに大変ですが、本当は5分ほど待って、もう一度ピッピッとなるまで待って体温を計っていただければ尚、正確なんですよ。それが必須な病院もありますね。


基礎体温はガタガタでも良いのです。だいたい皆さんそんな感じです。ただ、グラフの意味を本で勉強すると、がぜん治療が理解しやすくなりますよ。ぜひ、あなたの体に何が起きているのか?調べてみることをお勧めしますね。