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東洋医学の鍼灸で考える、不妊の原因と対策とは?

不妊症はWHO(世界保健機構)によって「避妊をしていないのに12か月以上にわたって妊娠に至らない状態」と定義されています。
この不妊症の原因は東洋医学と西洋医学の知見から研究が繰り返されてきました。


その結果生まれた治療法が、最近耳にする機会が増えた鍼灸療法と通常の病院で行われる療法です。
今回は、東洋医学から誕生した鍼灸による不妊療法について紹介していきます。


 東洋医学からみる不妊の原因


西洋医学では不妊症の原因として、排卵因子、卵管因子、子宮因子、年齢因子などがしばしば挙げられます。
そして、これらの背景にはさまざまな病気や症状があり、これらの多くが未だに原因不明なのです。


これほど発達している西洋医学でも残念ながら不妊の根本的原因は解明されていません。
一方、東洋医学からみると、不妊の根本的原因は「冷え」だとされています。


東洋医学では「冷えは万病のもと」といわれているだけあって、「冷え」は「自己治癒力」を低下させる大きな原因なのです。現代は、生活環境の変化などが原因で20代・30代の女性に冷え性が増えてきています。


仕事や家事で無理をしたり、悩み事によるストレスを抱えたりすることで、一時的に自律神経のバランスの偏りが生じます。

そうすると交感神経が緊張し、血液が収縮します。よって血流が悪くなり、「冷え」に至るのです。
体の「冷え」は細胞の活性化が悪いと言い換えられるくらいなので、人間の生殖機能を低下させるのは当然ですよね。

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 東洋医学の鍼灸療法


<鍼灸の不妊治療内容>


東洋医学に基づく鍼灸の不妊治療は、鍼とお灸で血流を良くして、「冷え」を取り除き、低下してしまった自己治癒力を回復させます。
また、卵巣や子宮、精巣に十分な酸素や栄養が届き、新たな細胞に生まれかわります。
卵巣や子宮への血流がその場で急激に増えるツボが体には存在します。


そのツボをエコーで探して採用します。(ちなみに鍼もお灸もリラックスしていれば痛みはありません。)
鍼灸師によって自分の流派の先生や古典書物を信じて治療をしている人が多いです。
つまり、ツボの選択や鍼灸治療の仕方はクリニックによって様々なのです。
症状もツボも人によってばらばらなので、一人ひとりに合った療法を考えなくてはいけませんが、答えはありません。自分に合ったクリニックや鍼灸師を見つけましょう。


鍼灸の不妊治療は、西洋医学とは異なり、施術を受けてどれだけ妊娠しやすくなるか、どのくらい続ければ不妊が改善されるかを数字で示すことが難しいです。
効果は個人差がありますが、体質が改善されれば自然妊娠できる確率や病院での不妊治療の効果が高まる可能性もあります。


鍼灸の不妊治療について質問やお問い合わせがありましたら、お気軽にエルミタージュ鍼灸院までご連絡ください。