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不妊鍼灸は効かない? その2

通常の鍼灸治療では、痛みを和らげる治療が多いわけですから、今の痛みレベルを10としたら、鍼灸治療後の痛みレベルは幾つですか?とお尋ねして「はい、2〜3くらいです」と言われれば、一定の治療効果があったと、患者さんも納得できます。


ところが、不妊鍼灸で治療の効果があったことを表す方法は、一言でいえば最終結果として「子供を授かった」この事に尽きるわけです。


細かくみればホルモン値が改善したり、採卵できるようになったり、採卵した卵の質がよくなったり、着床するようになったり、着床した胚の成長が長くなったり、胎嚢が見るようになったり、心拍が出るようになったりしているのです。


その心拍が8〜9週で止まってしまい流産になることを繰り返す方が、12週、15週と妊娠が継続するようになり、最終的には出産するところまでいって、さらに安産で健康で健やかな、可愛い赤ちゃんを得るまで、実にたくさんのポイントで不妊鍼灸の施術の効果は、検査の数値や週数といった現実ではっきりと目に見えるのです。


しかし、やはり最終的な目標である出産できたか?できなかったかという大きな結果の前には、小さな結果の積み重ねは、霞んでしまうのです。つまり、ちょっと数値が良くなったとしても、結果として生まれないのなら、それは悲しみの中に消えていってしまう事になるのです。


ここまで来るのには、やっぱり大変な努力と継続が必要ですし、その上何も治療をしなければ、どんどん卵巣も年をとって老化して、効果どころかほんの半年から1年で、閉経への階段を降りてゆくのです。


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うまくいかなかった患者さんが、効果がなかったと思うのは仕方がないことかもしれませんが、その裏に、老化してホルモン値が崩れて行くのを鍼灸が防いでいるからこそ、また次の採卵ができる事もあると、知っていただけたら幸いだなとも思うのです。


そして最後に、やはり赤ちゃんに恵まれた方には、私たちも少しはお役に立てたかなという安堵感と、新しい命が誕生する、力に満ちた未来を感じられる喜びは、なかなか他では味わえないものなのです。


卵巣の機能をアップして、質の良い卵を作ることにお役立ていただけるのが私たちの鍼灸治療です。その効果は、生殖医療の病院で測るホルモン値などで、あなたに見ていただく事ができます。良い不妊鍼灸院で治療を受けて頂いて、質の良い卵を作って、それを良い病院に引き継いで、最終的に赤ちゃんを産んで頂けたら、本当に幸せな事だなと感じるのです。