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人類にとって、子孫を残すということ。 その2

子孫を残すために、あらゆる生物は遺伝子の突然変異をすることで、新たな環境の変化に対応して来ました。突然変異があるからこそ、生き物としての進化もあるのです。


ただ、そういった遺伝子の変異は、種の中で無数に繰り返される中から、ごく一部が成功して、次世代に環境対応型のニューモデルとして引き継がれたのです。とんでもない遺伝子の異常が数限りなく起こる中で、本当にごくまれにある奇跡的な躍進といったところでしょう。


またその時代に、どんな環境の変化や生態系の変化が起こるか?あるいはどんな病気が流行り、多くの命がウイルスや細菌の大流行によって絶滅への淵へと追いやられるか?これは、なかなか予測できない広範囲の可能性があると認めざるを得ません。


そんな多岐にわたる様々な可能性について、いつ何時とも種の命の伝達を、絶滅というリスクから守るか?といえば、それはいろいろなタイプの特性を持った遺伝子を、バラエティーに揃えておくことしかないというのが答えでしょう。


そのためにいろいろな血が混ざり合い、遺伝子が多様性を持っている状態が、人間という生き物の世界にも、知らぬ間に自然に作られているのです。


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そして、新しい地球環境に適応した種の持つ遺伝子は、その世代交代も早いサイクルの方が良いと考えられます。なぜなら1世代の寿命が延びると、生まれる子供達の数は減り、なおかつ世代交代は間延びします。


その間に環境の変化があれば、引き継ぎまでの時間が長すぎて、古いタイプの子孫が変化に耐えながら、ギリギリの生存を繰り返すことになります。つまり、生物の種の生存という観点からすると、リスクが高い状態と言えるからです。


例えば、ネズミなどといった、他の生き物に捕食されやすい動物は、たくさん交配をしてたくさん数も生まれますし、しかも世代交代の時間も短いものです。弱い種の生き物は、こうやって短いサイクルで子孫を増やし、その中から起こる突然変異によって、新たな環境の変化へも対応していると言えるでしょう。

続く