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一度の採卵で、たくさん卵が取れた方がいいよね? その2

一度にたくさんの採卵を可能にしている、排卵誘発剤で高刺激を卵巣の卵胞にかけて、自然の状態なら、主席卵胞は1個の場合がほとんどのところを、複数の主席級卵胞を育てて、一度の採卵で沢山の成熟卵を採卵してしまう方法。


これは、卵の在庫がまだたくさん卵巣に残っていて、なおかつ卵の質が良いことが想定される患者さんにとっては、素晴らしい体外受精のスタイルなのです。不妊治療の専門病院のほとんどがこの方法をベースにしていることも頷けますね。

高刺激系の不妊治療をお勧めできる患者さんの基準を、こんな風に考えています。


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1、 AMHが2〜2.5以上ある方
2、 年齢が比較的に若い方(38歳未満)
3、 タイミングやAIH(人工授精)で排卵誘発剤を使った経験があるが、体調不良や、子宮、卵巣まわりが炎症したり、水が溜まるなどの症状はなかった方。
4、 多嚢胞性卵巣的な兆候がない
5、 妊娠はするが8〜9週ほどまででの流産を繰り返しているタイプ(卵の質が悪い方)を除く。


ひとことで言うと、「若くて、卵の質が良い人」には高刺激の体外受精はお勧めです。一回の採卵で「良い卵がたくさん採れて」、移植も数回のうちに妊娠、出産できる可能性が大いにあります。時間もお金も消耗せずに、早い時期に不妊治療を終えて、お子さんのいる、明るく楽しい家族を作って欲しいなと思います。


さあ、すべての方がこんな感じですむなら、不妊治療も明るい面ばかりで良いのですが、このパターンに当てはまらない患者さんの方が、実際は断然多いので、ことは複雑になってゆくのです。