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凍結胚を遺伝子検査したら出産できる?  その1

胚盤胞の膜の外側にある、生殖に問題ない細胞をアメリカに送り、これを遺伝子レベルで検査し、問題のない凍結胚盤胞だけを移植するという治療を行っている病院が、関西を中心として東京圏にも存在し、そこを訪れる患者さんが増えているようです。


当院の患者さんにもそんな話を頼りに、どうしても行ってみたいのだけど、どうなのでしょうか?と相談される機会が増えています。倫理的な問題は医療界に任せるとして、アメリカでは一般的に行われているこの検査法と超高刺激による採卵法の組みわせ、そしてそこにプラスされる不育症検査と、それに対するヘパリン注射、ビタミン療法、DHEAの使用がメインのこれらの生殖医療には、当然ながら対象になるであろう人と、実はあまり効果が期待できないのではないか?という方の両方がいらっしゃると思います。


ただ、この治療の対象になるのか、ならないのか?を、ご自分できちんと調べて判断できる方があまりいらっしゃらないとも感じています。


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日本人は流行り物にすぐ食いつく特徴があるようで、例えばNHKの試してガッテンや、昔なら、みのもんたさんがやっていた健康系のテレビ番組で、この健康法がいい!治療法が新しい!これを食べると健康になれると言われると、その日のうちにスーパーの売り場は、夕食の買い物であふれた"おばちゃま達"によって、我先にと話題の食材が売り切れていき、姿を消してしまうということが、毎週繰り返されてきました。多分現在でも同じようなことが続いているのではないでしょうか?


つづく