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妊婦さんは生活習慣病になりやすい!?

高血圧や糖尿病などの生活習慣病は、不妊治療をしている方では「まだまだ先のこと」と気に留めないかもしれません。

しかし国の調査によると、高血圧の方の割合は40代の1割以上なのです。
そしてこれらの方が妊娠すると、将来に発症するはずだったこれらの病気が、妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病として現れることがあります。

今日は「妊娠高血圧症候群」についてのお話しです。

妊娠すると、まず心臓や血管などの循環器系に負荷がかかります。具体的には、胎児に栄養を届けるために全身の血液量が増え、ピーク時には通常の1.4倍にもなるのです。
血管が若くて弾力性に富み、血液も血糖値やコレステロールが低ければ、血液は流れやすいので血圧は上がりにくくなります。

しかし、動脈硬化が始まっていたり血液の粘性が上がっていたりすると血圧は上がってしまいます。
そのため不妊治療をしている年代の方でも、この血液量の増加に耐えうる身体かどうか、実は問題になるのです。

予防としては、塩分の多い食事やストレスを避けること。日頃からの食生活はやっぱり大切です。血圧がもともと高めな方や運動不足、仕事時間が長い方なども、このようなリスクを知識として知っておきたいところですね。クリニックなどで簡易血圧計を見たらやってみるのも良いかも知れませんね。