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高齢出産は本当に危険なの?

不妊治療では、卵子の老化に対して日々奮闘している方が多いのです。もしあなたが高齢でも妊娠できれば、その後は妊婦健診や新生児集中治療室(NICU)の技術革新により安全な出産が可能です。妊婦健診を受けていれば、今の日本では高齢出産の方でもかなり安全な出産をしていて、年齢差によるリスクは小さくなってきています。

日本は出産年齢の高さが世界トップレベルであるにも関わらず、「周産期死亡率」の低さはなんと世界一です。
母体年齢別に周産期死亡率を比較すれば、確かに若い人と35歳以上では差はあります。

しかし、その差は20代後半と30代後半で1000人あたり1.4人の差、つまり0.14%の増加にしか過ぎません。
また、周産期死亡率の低下は目を見張るほど低下しており、出産年齢による新生児の死亡率は「ほとんど心配しなくても良い」レベルです。

例えば現在の40代前半の周産期死亡率は、ここ30年くらいで13分の1に減っています。

高齢出産が危険な時代もありましたが、近年着実に修正されつつあります。
大切なのは、AMH検査についてのお話しでもご紹介した通り、「あなたの卵巣力」を知ることで、あなたの問題点を把握し、それにきちんと対応できる医療や治療法を選択することです。短い期間で良質の卵をあなたの卵巣が育めるようになれば、あとは最新の高度生殖医療で採卵、培養、移植できます。採卵する卵に一つでも染色体のコピーミスのない出産できる質を持った卵胞を作れるかどうか?が鍵になるのです。