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産婦人科へ行くタイミングはいつがいいの?

生殖機能に問題のない夫婦であれば、避妊をやめ、排卵日を意識すれば妊娠に至る可能性があります。
それでも自然妊娠に時間がかかるようであれば産婦人科受診を考える頃かと思いますが、自然妊娠を待つ時間はどれくらいが良いのでしょうか。

不妊症の定義は「1年間の不妊期間があること」となっている国が多いのですが、日本は2年間でした。しかし昨今不妊で困っている方も増えている現実を踏まえ、1年を目度にという流れになっています。
さらに女性の年齢が高い場合は、不妊治療の必要性が高いのでそれよりも早めの受診が奨められています。

海外では専門家が一般人向けに受診の目安を示していることが多いです。
例えばアメリカ生殖医学会では、「35歳以上で、避妊していない性生活が6か月間あるのに妊娠しない女性は相談してください」とアドバイスしています。
一方、日本では専門家の統一した見解が示されていないので、医師によってすすめる受診のタイミングはまちまちです。

ただ、卵の老化を考えると少しでも早い方が、質の高い卵胞を採卵できる可能性が高いので、早め早めに専門病院を訪ねる方が増えているようです。
タイミングと人口受精は妊娠率もさほど変わりませんし、ここまでの治療を繰り返しても同じような結果の繰り返しになっているようでしたら、治療を先に進めるために情報を取り入れる時期に差し掛かっているのかも知れませんね。

妊娠にとって重要な「卵管が通っているか」「精子と卵子が出会えているか」ということは大事ですが、この辺りの検査項目を全部クリアしているのに妊娠、出産できない原因不明性の不妊の方が一番多い状態ですから、検査結果が大丈夫だから妊娠するはずだと、体外受精をいつまでも躊躇していることにも、実は卵の老化が進んでしまうリスクが潜んでいるのです。