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体外受精ってどんな方法なの?

前回は、体外受精で産まれてくる子供は今や「36人に1人」という割合であり、体外受精が珍しくない妊娠方法であることがお分かりいただけたと思います。
今日は、実際に体外受精ではどんなことを行っているのか、ご紹介したいと思います。

体外受精では、まずは卵子を採り出す「採卵」を行います。
採卵は一般的には麻酔を使い、医師が超音波で確認しながら、膣から卵巣に針を刺して行います。

そして卵胞の中の液体ごと吸引し、卵子を体外に取り出します。
卵子はヒトの細胞では最大で、目を凝らしてみると培養液の中で無影灯に照らされた卵子が、かすかに光って浮いているのを肉眼で確認できます。

採り出された卵子はすぐに胚培養士が受け取り、培養皿の中で、夫の提出した精子の中から選りすぐりの10~20万個ほどをふりかけて受精させるか、あるいは顕微授精を行います。

受精卵が順調に分裂し、受精後2日目あたりの「初期胚」もしくは5、6日後の「胚盤胞」まで順調に成長すれば、膣からカテーテルを入れて子宮に送り込む「胚移植」と呼ばれる工程に入ります。

それでは次回は、体外受精の費用についてお話ししますね。