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不妊の原因?ホルモンの分泌過剰にご注意を!

「可能性のある卵子はまだ残っているけれど、若い時と同じではない」
このような「産める」と「産めない」の中間地点にいる女性がよく悩まされるもののひとつに、「卵胞刺激ホルモン(FSH)」の分泌過剰があります。

卵胞刺激ホルモンは、卵子に成熟を促す脳下垂体ホルモンです。
生理周期のはじめに上昇する重要なホルモンで、「前回の排卵では妊娠しなかったようだ」という情報をキャッチすると、月経期間中に卵巣と子宮へ向けて放出されます。
ところが年齢の高い人では、卵子がなかなか成長しないことがあります。
すると脳下垂体は、「これではホルモンの量が足りないのではないか」と錯覚し、どんどん量を増やしてしまいます。
身体には、強い刺激が長期間続くとそれに慣れて無反応になる性質があります。
そのために卵子もますます反応しない、という悪循環になってしまうのです。

この治療薬には、エストラジオールという更年期症状の緩和によく用いられる女性ホルモンの合成薬があります。
卵子は立派に成熟するとエストラジオールを大量に放出します。
薬でエストラジオールを増やすと、脳下垂体は卵胞が予定通りに成熟したと錯覚するため、卵子が本来の力を引き出せるようになるのです。

卵子の成長が上手くいっていない、という方は一度ホルモン検査を行うことがおすすめです。